東京科学大附属の建築生活
建築デザイン分野生徒の日々の生活の様子をお知らせします。

2024.10.21

第2学年「先端科学技術入門」大学教員による講義を実施

高大連携教育の中核をなす「先端科学技術入門」では,第2学年生徒を対象に実施し,大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって,大学における先端的な取り組みを題材に授業を行っています。

1021日に行われた授業は,本学環境・社会理工学院建築学系大風翼准教授による講義が行われました。今回は,「建築・都市空間における風環境のデザイン」というテーマで,大風先生のこれまでの経歴や取り組み,実際の街中における風環境のデザイン例などをご紹介いただきました。特に,普段生徒の過ごす田町キャンパスでの研究例など含め,生徒が専門分野や普通教科の授業で学んでいることや身近なことが,どのように実社会と結びつくかといった視点を多くいただきました。講義後,今回も生徒からは多くの質問の手が上がり,関心の高さがうかがえました。

5回目のシリーズは,福田眞太郎准教授による講義を予定しています。

参考ページ

◆大風准教授のページ(Star  Search)
https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=7000005540&lang=jp

◆研究室のページ
https://sites.google.com/site/tsubasaokaze/

2024.09.26

第3学年「課題研究」発表会に向けたまとめ

本校での教育活動の集大成となる課題研究は,10月に成果発表会が開催されます。残り2週間となり,約半年かけて取り組んできた研究活動のまとめや最後の追い込みとなる活動を行っています。今後は発表会に向けた梗概の作成やスライド資料の作成,発表会の練習などに入っていきます

2024.09.25

第2学年「先端科学技術入門」大学教員による講義を実施

高大連携教育の中核をなす「先端科学技術入門」では,第2学年生徒を対象に実施し,大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって,大学における先端的な取り組みを題材に授業を行っています。

9月25日に行われた授業は,本学科学技術創成研究院多元レジリエンス研究センターの山﨑義弘教授による講義が行われました。「地震に対して安全・安心な建築構造」というテーマで,地震に対する最新技術と近年のトレンドに関する講義を実施いただきました。元日に発生した能登半島地震の現地調査の様子等も解説いただき,講義後生徒から質問の手が上がり,興味がうかがえました。生徒たちにとっては,日々の生活とも結びつく内容であることから,一層の理解を深め,今後の学習への意欲を高めていました。

第4回目のシリーズは,大風翼准教授による講義を予定しています。

参考ページ
山﨑准教授のページ(Star  Search)
https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=B000233026&lang=jp
山﨑研究室のページ
http://yamazaki.mrrc.iir.titech.ac.jp/

2024.09.10

第2学年科学技術研究立方体をつくろう

第2学年「科学技術研究」の授業では,2年生が4班に分かれて,各回ごとに4人の教員を周りながら授業を受けています。小林教諭の「立方体をつくろう」では,建築学生が多く用いる模型材料である「スチレンボード」を使って,立方体と升の作製を行っています。生徒も2学期後半以降の製図の授業で用いることもあり,ボードの扱い方に慣れるとともに,精度よく作製することを意識して行っていました。

2024.07.19

「終業式」大掃除

7月19日,本校は1学期終業式を迎えました。大掃除では,本分野の生徒が,普段の授業で使っている製図室や造形室の大掃除を行いました。1学期間の汚れを落とし,2学期に向けて新たな気持ちで迎えられることと思います。 

2024.07.12

第2学年「製図」身体がメジャーになる

712日,第2学年「製図」の授業では,「感覚を養う」と題した授業が行われました。その一環で,「身体がメジャーになる」というテーマにて行ったものは,こちらが提示した箇所について身体の寸法を計測すること。自分の身体についてあらゆる寸法を把握するために,お互いに計測し合う光景が見られました。また,それを利用して「身体メジャーで測る」では,椅子について,目測・体側・実測で計測を行いました。建築を勉強するにあたり,寸法感覚は非常に大切です。生徒たちにとっては大変貴重な時間になったかと思います。

2024.07.10

第3学年「製図」1学期課題講評会を開催

3年生の授業「製図」における1学期の設計課題は「ル・コルビュジェとイヴォンヌ・ガリのための週末住宅」です。ル・コルビュジェの設計した「小さな家」の隣地に建築され,コルビュジェと妻 イヴォンヌ・ガリと暮らす週末住居の設計です。はじめての住宅課題ということで,先生方とのエスキスやプランニングに試行錯誤しながら取り組む姿が見られました。


7月10日に行われた講評会では,自ら設計した住宅のコンセプトや特徴,周辺との関係性についてプレゼンを行いました。その後,クラスメイトからの活発な質疑応答が行われました。ぜひ他の人の良いポイントに気づいたことや受けた質問を通して,今後の設計課題に生かしてほしいと思います。

2024.06.26

第2学年「製図」はじめての設計課題出題

6月26日,第2学年「製図」におけるはじめての設計課題となる2学期課題「9坪cafeの設計」が出題されました。1学期にトレースを行った増沢恂設計の最小限住居「増沢邸」の隣の敷地に建つ,9坪の正方形平面をもつcafeの設計であり,狭い面積でありながら,隣地や敷地内配置との関係など多くのことを考えながら取り組みます。

これから3年2学期まで4課題出題され,その中で大きく成長することを期待しています。

2024.06.17

第2学年「先端科学技術入門」大学教員による講義を実施

高大連携教育の中核をなす「先端科学技術入門」では,第2学年生徒を対象に実施し,大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって,大学における先端的な取り組みを題材に授業を行っています。

617日に行われた授業は,本学環境・社会理工学院建築学系の大森文彦准教授による講義が行われました。「都市計画とは」というテーマで,大森先生ご自身の取り組みを含めて,「都市計画」の考え方をご紹介いただきました。講義後,今回生徒からは多くの質問の手が上がり,関心の高さがうかがえました。生徒たちは,大学教員から講義を興味深く聴講し,今後の学習への意欲を高めていました。

3回目のシリーズは,科学技術創成研究院山﨑義弘准教授による講義を予定しています。

参考ページ
大森准教授のページ(Star  Search)
https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=R000019658&lang=jp

2024.05.20

第2学年「先端科学技術入門」大学教員による講義を実施

高大連携教育の中核をなす「先端科学技術入門」では,第2学年生徒を対象に実施し,大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって,大学における先端的な取り組みを題材に授業を行っています。

5月20日に行われた授業は,今年度の大学教員による初回となり,本学環境・社会理工学院建築学系の塩崎太伸教授による講義が行われました。「空間の名づけ」というテーマで,建築を学びはじめた2年生に新しい視点をご紹介いただきました。講義後,今回生徒からは多くの質問の手が上がり,関心の高さがうかがえました。生徒たちは,大学教員から講義を興味深く聴講し,今後の学習への意欲を高めていました。

第2回目のシリーズは,大森文彦准教授による講義を予定しています。

参考ページ
塩崎准教授のページ(Star  Search)
https://t2r2.star.titech.ac.jp/cgi-bin/researcherinfo.cgi?q_researcher_content_number=CTT100378828
◆研究室のページ
https://shiozaki.main.jp/lab

2024.05.15

第2学年「製図」はじめてのインキング

5月15日の午後,第2学年の授業「製図」では,図面の清書となる「インキング」が行われました。2年生にとっては分野所属時に,インキング専用のペンを購入しています。今回は購入後,はじめての「インキング」作業であり,非常に緊張した表情の中取り組む様子がみられました。今後の製図の授業でも使う機会はとても多く,少しずつ慣れていくことを期待しています。使用後には,一生懸命洗っている姿がみられました。

2024.05.02

第3学年「課題研究」学校案内パンフレット撮影

第3学年「課題研究」において,学校案内パンフレットの写真撮影が行われました。模型を囲んで議論している様子や,活動の様子を撮影しました。

2024.04.15


第2学年「先端科学技術入門」分野授業のガイダンス

4月15日,「先端科学技術入門」の授業では,これから始まる専門分野の授業に関するガイダンスが行われました。新年度新学年,気を引き締めて取り組んでもらいたいと思っています。

2024.04.11

第3学年「課題研究」本格的にスタート

4月11日,第3学年「課題研究」の初回が行われました。課題研究は,4人の教員の下で研究活動に取り組みますが,配属自体はすでに2年生のうちに決定し,春休みも各々の活動に取り組んでいました。いよいよ本格始動ということで,はじめに共通の内容のガイダンスが行われ,その後各教員とともに研究活動を進めました毎週ある授業では,研究を進める傍ら,先生方との打合せや進捗の報告,配属先の班内での意見交換等が行われることになっています。本校の集大成となる課題研究を通して,幅広い視野を養い,大きく成長してくれることを期待しています。

2024.03.20

第2学年「製図」第3学年1学期課題を出題

3月20日,第2学年の製図の授業にて,次年度1学期(第3学年)の設計課題ガイダンスが行われました。本分野での第3学年1学期の課題は「ル・コルビュジェとイヴォンヌ・ガリのための週末住宅」です。ル・コルビュジェの設計した「小さな家」の隣地に建築され,コルビュジェと妻 イヴォンヌ・ガリと暮らす週末住居の設計です。はじめての住宅課題ということで,説明を熱心に聞いている様子がみられました。

2024.03.19

第1学年「分野配属ガイダンス」建築分野所属の新2年生が決定

ようこそ,建築デザイン分野へ。3月19日,令和5年度入学生の分野所属が決定しました。本分野には,40名の所属となりました。先生方の自己紹介に加え,今後の必要となる用具の紹介,春休みの課題の説明等が行われました。次年度での活躍を期待しています。

2024.03.14

第2学年「製図」3学期講評会を開催

2年生の授業「製図」における3学期の設計課題は「9坪のフォリー」です。3月14日には講評会が行われました。増沢邸や9坪のcafeと同一敷地内に建つフォリーについて,どういった意図で設計したのか,あるいはどのような特徴をもっているものか,同一敷地内の建築物との調和はどのように意識したのか等,設計主旨や特徴,設計で重視したことのプレゼンを行い,質疑応答が行われました。

今回の必須提出物は模型だけであったため,自らの考えや特徴を上手に伝えることが難しかったかもしれません。しかし,そういった中でもどのように設計したフォリーの魅力・特徴を伝えるか,非常に悩んだこともあったかと思いますが,それぞれ努力の成果が見られる発表でした。

授業担当の先生方からも発表や設計について,多くのご指摘をいただきました。これらをもとに,3年生での1年間を過ごしてもらえることを期待しています。

2024.01.29

第2学年「先端科学技術入門」大学教員による講義を実施

高大連携教育の中核をなす「先端科学技術入門」では,第2学年生徒を対象に実施し,大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって,大学における先端的な取り組みを題材に授業を行っています。

1月29日に行われた授業は,今年度の大学教員講義の最終回でした。本学環境・社会理工学院土木・環境工学系の盛川仁教授による講義が行われました。「地盤構造からみた地震災害」というテーマで,建築・土木にとって影響の大きい地震災害について,過去の現地調査などの内容を含めて講義いただきました。本年元日に能登半島地震が発生した直後であることから,講義後は生徒からは多くの質問の手が上がり,関心の高さがうかがえました。

生徒たちは,年間通して6名の大学教員の講義から様々な視点をいただき,日々の学習への意欲を高めたことと思います。また,新たな興味も沸いたことと思います。この経験を,3年生・進学後に生かしてもらえることを祈っています。

参考ページ
◆盛川教授のページ(Star  Search)
https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=1000182637&lang=jp

2024.01.15

第2学年「先端科学技術入門」大学教員講義に向けた事前学習

1月15日,2年生の先端科学技術入門では,今年度最後となる大学教員講義に向けた事前学習が行われました。今回のテーマは土木系のうち,地震や構造といった内容を扱うため,事前講義では地震への備えという観点から講義が行われました。今年は元日より大きな地震に襲われるなど,私たちの生活とは切っても切れない地震について,自らの備えを見直す機会となりました。

2023.12.14

第2学年「製図」2学期講評会を開催

2年生の授業「製図」における2学期の設計課題は「9坪のcafe」です。本分野における初の設計課題は,増沢恂設計の最小限住居「増沢邸」の隣の敷地に建つ,9坪の正方形平面をもつcafeの設計を行っています。毎年,同様の課題を課しており,初の設計課題ということで,先生方とのエスキスやプランニングに試行錯誤しながら取り組む姿が見られました。

12月14日に行われた講評会では,自ら設計したcafeの設計のポイントや特徴についてプレゼンを行いました。その後,クラスメイトからの活発な質疑応答が行われました。ぜひ他の人の良いポイントに気づいたことや受けた質問を通して,今後の設計課題に生かしてほしいと思います。

授業担当の先生方からも発表や設計について,多くのご指摘をいただきました。空間の立案からエスキス,図面作成,模型製作,プレゼンと一連の流れを今学期に初めて学び,その難しさや楽しさを実感したことと思います。これらを3年生2学期までの今後の設計課題に生かしてくれることを期待しています。

2023.12.13

第3学年「製図」2学期講評会を開催

3年生の授業「製図」における2学期の設計課題は「ニワのある家」の設計です。3年2学期の本課題は,本分野における設計製図の集大成となります。ニワと言っても,箱庭,坪庭,中庭,前庭,光庭,通り庭,屋上庭園,ガーデニングなどの多くの庭があり,その解釈・捉え方は人それぞれです。ある目的をもった庭を設計し,施主が豊かな生活を送れる住宅を設計することが求められています。

3年生2学期は大学受験が近づく時期となり,忙しい生活の中ではありましたが,積極的に取り組む多くの3年生が姿がありました。12月13日に行われた講評会では,今まで学んできた成果を凝縮した設計も見られるなど,2年間の学習を生かした設計を見ることができました。

建築系の学科に進む生徒には本分野で学んだ設計の基礎的な知識を生かして,大学でのよりハードな設計課題にいかしてほしいと思います。その他の学科に進む生徒にも,建築を学んで身に着けた多角的な視点や空間感覚,多様な考え方を生かして今後の生活を送ってくれることを期待しています。

2023.12.04

第2学年「先端科学技術入門」大学教員による講義を実施

高大連携教育の中核をなす「先端科学技術入門」では,第2学年生徒を対象に実施し,大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって,大学における先端的な取り組みを題材に授業を行っています。

124日に行われた授業は,本学環境・社会理工学院建築学系(建築学コース)の竹内徹教授(現・日本建築学会会長)による講義が行われました。「建築構造デザインの世界~華麗でタフな建築を実現するために~」というテーマで,大岡山キャンパスの建築物など竹内先生ご自身が構造設計に携られ建築物を扱いながら,建築学の構造分野について分かりやすく講義いただきました。講義後,今回生徒からは多くの質問の手が上がり,関心の高さがうかがえました。生徒たちは,訪れたことのある大岡山キャンパスの話題も多かったことから,自らの知識と結びつくお話を伺い,今後の学習への意欲を高めていました。

6回目の最終シリーズは,盛川仁教授による講義を予定しています。

参考ページ
◆竹内教授のページ(Star  Search)
https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=5000064960
◆研究室のページ
http://www.arch.titech.ac.jp/Takeuti_Lab/

2023.11.29

第2学年「製図」カフェ模型の提出日

11月29日は,第2学年「製図」の2学期課題「9坪のカフェ」の模型提出日でした。提出直前まで,初めての模型製作に懸命に取り組む姿がみられました。〆切後,製図室には,力作の模型が並びました。

2023.11.16

第3学年「課題研究」活動の成果をまとめる

第3学年の「課題研究」では,残りの授業で成果をまとめた報告書作成が進んでいます。1年弱取り組んだ研究活動の成果をまとめる報告書は,冊子版となり,分野や図書館に保管されます。

2023.11.14

第2学年「科学技術研究」外皮と熱のふるまいを学ぶ

第2学年の「科学技術研究」では,建築環境工学に関する実験を取り入れて行っています。初回の今回は,様々な建築外皮や性能を想定した模型箱を用意して,環境の違いによる温度変化を記録しながら,実験を行いました。

建築の環境を考えることは昨今の情勢から,不可欠であり,設備に頼らないパッシブデザインを考えるよいきっかけとなっているかと思います。生徒たちの積極的に取り組んでいる姿が見られました。次回は,一連の実験結果をプレゼンで発表する機会となります。

2023.11.09

3学年「グローバル社会と技術・応用」大岡山キャンパス探訪

119日,本分野3年生は校外学習「大岡山キャンパス探訪」を実施しました。本学大岡山キャンパスには,著名な建築家の設計した建築物が多く,特徴のあるキャンパス計画であることから,普段学んでいる建築の専門知識の確認や今後の学習に対する意欲を高める機会となりました

附属図書館やTakiPlaza,百年記念館では,職員や学生の方々から直接説明を受けながら見学を行い,田町では味わえない大学キャンパスを体感しました。さらに,70周年記念講堂では山崎鯛介教授による大岡山キャンパスのキャンパス計画や講堂の特徴についての特別講義も開かれました。山崎研究室に所属している本分野卒業生との交流もあり,キャンパスの計画および大学生活について多くの質問の手もあがりました。また,普段入ることのできない70周年記念講堂の裏側の見学では,興味津々に探検し,観察する姿が見られました。最後には,新しく竣工した西5号館の製図室も見学し,建築学系の学生が設計製図に取り組んでいる様子を間近で見学しました。キャンパスの体感とともに,教職員や学生との交流も行われた今回の探訪は,間もなく大学生となる生徒たちにとって充実した見学会となりました。

見学会の開催にあたり,ご協力いただいた関係各所の皆さまに感謝申し上げます。

2023.11.07

第2学年「科学技術研究」課題研究への道

第3学年では,本校の教育の集大成となる「課題研究」の授業があります。毎年,3年生生徒が,1年程度をかけて,自身が設定したテーマに対する研究活動に取り組みます。11月7日の第2学年の授業「科学技術研究」では,「課題研究への道」と題して,来年度に向けた授業の説明・テーマ決めの方法などの講義が行われました。また,授業の途中には,今年度課題研究に取り組んだ3年生から,自身の取り組みや取り組んだ中での課題やよかったことなど,後輩へのメッセージが送られました。2年生生徒は,今後,指導教員との調整も踏まえながらテーマを決定し,課題研究に取り組むこととなります。本分野では,長期休暇の時間を有効に活用するためにも,第2学年のうちから課題研究へ取り組むこととしています。

2023.11.06

第2学年「先端科学技術入門」大学教員による講義

高大連携教育の中核をなす「先端科学技術入門」では,第2学年生徒を対象に実施し,大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって,大学における先端的な取り組みを題材に授業を行っています。

11月6日に行われた授業は,本学環境・社会理工学院建築学系の福田眞太郎准教授による講義が行われました。「建築における性能評価方法~床のすべりに関して~」というテーマで,東工大の建築材料研究室が取り組んでこられた内容や身近な床のすべりの評価方法などをご紹介いただきました。特に,すべり性能の評価試験機には多くの種類があることや,「性能」や「物性」の違いなど,建築材料学を学ぶ上での視点を多くいただきました。講義後,生徒からは質問の手が上がり,興味がうかがえました。生徒たちにとっては,日々の生活とも結びつく内容であることから,一層の理解を深め,今後の学習への意欲を高めていました。

第5回目のシリーズは,竹内徹教授による講義を予定しています。

参考ページ
◆福田准教授のページ(Star  Search)
https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=7000017698&lang=jp

2023.10.27

第3学年「製図」ニワのある家 インキング

3年生の設計課題「ニワのある家」では,生徒が自ら着々と設計を進めています。最後の設計課題ということで,2年間の学びを活かした住宅設計となっていることを期待しています。

2023.10.26

3学年グローバル社会と技術・応用」六本木ギャラリー探訪

10月26日,建築デザイン分野3年生は六本木エリアを探訪しました。9時に「21_21 DESIGN SIGHT」に集合して,企画展「Material, or 」をでは,解説を受けながら見学し,さまざまなマテリアルが素材へと変容する過程を楽しみながら鑑賞していました。また,3年生は前回の企画展「The Original」も見学しており,意図的な展示構成の違いなどの比較や実際に触れながら見学することで学びを深めました。各々が好きな昼食をとった後,一部の生徒は「GALLERY-SIGN TOKYO」を訪問しました。元東工大教授である清家清先生の自邸を一部再現した「清家清:しつらえとしての畳の台」展を見学し,自邸にある「移動式畳」を堪能していました。

21_21  DESIGN SIGHT
https://www.2121designsight.jp/

◆GALLERY-SIGN TOKYO
https://sign-tokyo.net/


2023.10.06

第2学年「製図」9坪のカフェ インキング

2年生最初の設計課題「9坪のカフェ」のインキング段階まで進みました。次回からは,模型作製の段階に入ることになります。

2022.10.06

第3学年「課題研究発表」弟燕祭準備日

3年生生徒は毎年,課題研究の展示・発表を行います。本年は,2号館4階を会場に開催することとなり,朝からテンポよく準備が行われました。課題研究や製図などの校内での活動の展示,階段にはコンペなどの校外での活動が展示されます。詳細はリンク先をご覧ください。

◆第18回弟燕祭
https://sites.google.com/g.hst.titech.ac.jp/teienfes18-sc/

2022.10.06

第2学年「完璧で究極のボードゲーム」弟燕祭準備日

いよいよ4年ぶりにフル開催で文化祭「弟燕祭」が開催されます。10月6日は準備日となっており,朝から2年生生徒が一丸となって活動しています。本分野2年生は「ボードゲーム」を開催します。楽しそうな装飾に囲まれながら着々と準備をしていました。詳細はリンク先をご覧ください。

◆第18回弟燕祭
https://sites.google.com/g.hst.titech.ac.jp/teienfes18-sc/

2023.09.25

第2学年「先端科学技術入門」大学教員による講義を実施

高大連携教育の中核をなす「先端科学技術入門」では,第2学年生徒を対象に実施し,大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって,大学における先端的な取り組みを題材に授業を行っています。

9月25日に行われた授業は,本学環境・社会理工学院建築学系の鍵直樹教授による講義が行われました。「室内空気質と換気設備」というテーマで,建築環境工学や建築設備の観点から,多くの知見を解説いただきました。講義後,生徒からは質問の手が上がり,興味がうかがえました。生徒たちにとっては,日々の生活とも結びつく内容であることから,一層の理解を深め,今後の学習への意欲を高めていました。

4回目のシリーズは,福田眞太郎准教授による講義を予定しています。

参考ページ
教授のページ(Star  Search)
https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=5000039858&lang=jp
◆鍵研究室のページ
http://www.create.mei.titech.ac.jp/

2023.09.21

第3学年課題研究」最終発表会に向けて

本校での教育活動の集大成となる課題研究は,10月に成果発表会が開催されます。残り1か月となり,約半年かけて取り組んできた研究活動のまとめや最後の追い込みとなる活動を行っています。今後は発表会に向けた梗概の作成やスライド資料の作成,発表会の練習などに入っていきます

2023.09.20

第2学年「製図」9坪カフェの下描き図面へ

2年生最初の設計課題は「9坪のカフェ」です。先生方とのエスキスを通して,設計案を固めていきます。本番用のケント紙に下描き図面を描きはじめました。2学期では模型の製作まで引き続き行われます。

2023.09.12

第2学年「科学技術研究」食卓のデザイン

第2学年の「科学技術研究」ではクラスを4班に分け,各教員のもとを回りながら建築に関する内容を広く学んでいます。課題「食卓のデザイン」では,単なるテーブルをデザインするものではなく,意匠と構造の両面を兼ね備えたデザインの提案が求めらます。1/10スケールでの模型を作製した後,載荷試験を行い,強度を競い合います。

2023.07.20

「終業式」大掃除

7月20日,本校は1学期終業式を迎えました。大掃除では,本分野の生徒が,普段の授業で使っている製図室や造形室の大掃除を行いました。1学期間の汚れを落とし,2学期に向けて新たな気持ちで迎えられることと思います。 

2023.07.11

第3学年「製図」1学期課題講評会を開催

3年生の授業「製図」における1学期の設計課題は「ル・コルビュジェとイヴォンヌ・ガリのための週末住宅」です。ル・コルビュジェの設計した「小さな家」の隣地に建築され,コルビュジェと妻 イヴォンヌ・ガリと暮らす週末住居の設計です。はじめての住宅課題ということで,先生方とのエスキスやプランニングに試行錯誤しながら取り組む姿が見られました。


7月11日に行われた講評会では,自ら設計した住宅のコンセプトや特徴,周辺との関係性についてプレゼンを行いました。その後,クラスメイトからの活発な質疑応答が行われました。ぜひ他の人の良いポイントに気づいたことや受けた質問を通して,今後の設計課題に生かしてほしいと思います。

2023.06.28

第2学年「製図」身体がメジャーになる

6月28日,第2学年「製図」の授業では,「感覚を養う」と題した授業が行われました。その一環で,「身体がメジャーになる」というテーマにて行ったものは,こちらが提示した箇所について身体の寸法を計測すること。自分の身体についてあらゆる寸法を把握するために,お互いに計測し合う光景が見られました。また,それを利用して「身体メジャーで測る」では,椅子について,目測・体側・実測で計測を行いました。建築を勉強するにあたり,寸法感覚は非常に大切です。生徒たちにとっては大変貴重な時間になったかと思います。

2023.06.23

第3学年「製図」1学期課題提出

6月23日は,第3学年「製図」の1学期課題「ル・コルビュジェとイヴォンヌ・ガリのための週末住宅」の図面・模型提出日でした。提出直前まで,懸命に取り組む姿がみられました。〆切後,製図室には,力作の模型が並びました。

2023.06.22

第3学年「製図」模型提出に向けて

6月23日は,第3学年「製図」の1学期課題「ル・コルビュジェとイヴォンヌ・ガリのための週末住宅」の図面・模型提出日のため,それに向けて放課後残って作業する様子が見られました。生き生きと模型作りに取り組む姿がとても印象的でした。

2023.06.21

第2学年「製図」はじめての設計課題出題

6月21日,第2学年「製図」におけるはじめての設計課題となる2学期課題「9坪cafeの設計」が出題されました。1学期にトレースを行った増沢恂設計の最小限住居「増沢邸」の隣の敷地に建つ,9坪の正方形平面をもつcafeの設計であり,狭い面積でありながら,隣地や敷地内配置との関係など多くのことを考えながら取り組みます。初回ということで,全体のコンセプトを考えた後に生徒同士活発な意見交換を行っていました。これから3年2学期まで4課題出題され,その中で大きく成長することを期待しています。

2023.06.14

第2学年「製図」1学期課題提出日

6月14日は,2年生1学期の製図課題は,「増沢邸図面のトレース」の提出日でした。製図・図面の基礎を学ぶ今回の課題は,下描きからインキングまでの一連の流れを学びます。今回のトレースを通して,2学期以降に取り組む課題のスケジュール感覚について学ぶ良い機会となりました。

2023.06.12

第2学年「先端科学技術入門」大学教員による講義を実施

高大連携教育の中核をなす「先端科学技術入門」では,第2学年生徒を対象に実施し,大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって,大学における先端的な取り組みを題材に授業を行っています。

6月12日に行われた授業は,本学環境・社会理工学院建築学系の藤井晴行教授による講義が行われました。「Design Computing and Cognition」というテーマで,建築やデザインにおけるコンピューターの活用について,例を通してご紹介いただきました。講義後,生徒からは質問の手が上がり,興味がうかがえました。生徒たちにとっては,少しハイレベルな内容であったかもしれませんが,デザインにおける新たな視点を獲得し,今後の学習への意欲を高めていました。

3回目のシリーズは,鍵直樹教授による講義を予定しています。

参考ページ
藤井教授のページ(Star  Search)
https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=1000279245&lang=jp

2023.06.01

3学年「グローバル社会と技術・応用課研中間に向けて・研究倫理とは

622日の課題研究中間発表会を前に,研究梗概やスライド資料などの提出物の確認,スケジュールの確認,研究梗概の書き方講座が行われました。その後,現在取り組んでいる研究活動に関連し,「研究倫理」の観点から「研究不正」や「科学と非科学」などの講義を受けました。今後の学習活動や大学等進学後の活動に生かしていくことを期待しています。

2023.05.31

第2学年「製図」はじめてのインキング

5月31日の午後,第2学年の授業「製図」では,図面の清書となる「インキング」が行われました。2年生にとっては分野所属時に,インキング専用のペンを購入しています。今回は購入後,はじめての「インキング」作業であり,非常に緊張した表情の中取り組む様子がみられました。今後の製図の授業でも使う機会はとても多く,少しずつ慣れていくことを期待しています。

2023.05.17

第2学年「科学技術研究」波の造形

第2学年「科学技術研究」の授業では,2年生が4班に分かれて,各回ごとに4人の教員を周りながら授業を受けています。今週のD班は,「波の造形」の2回目となり,前回作製した設計図をもとに,模型を組み立てたり,アイソメ図のインキングを行ったりしています。図面の清書となるインキングを初めて行った生徒たちは,どこか緊張しながら取り組んでいるようでした。

2023.05.15

2学年「先端科学技術入門大学教員による講義を実施

高大連携教育の中核をなす「先端科学技術入門」では,第2学年生徒を対象に実施し,大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって,大学における先端的な取り組みを題材に授業を行っています。

5月15日に行われた授業は,今年度の大学教員による初回となり,本学環境・社会理工学院建築学系(建築学コース)の安田幸一教授による講義が行われました。「水族館の設計」というテーマで,だれもが訪れたことのある水族館をテーマに,安田先生ご自身が多く水族館を設計されていることから,その特徴や事例,取り組みなどをご紹介いただきました。講義後,今回生徒からは多くの質問の手が上がり,関心の高さがうかがえました。生徒たちは,自らの学びと実社会が結びつくお話を伺い,今後の学習への意欲を高めていました

第2回目のシリーズは,藤井晴行教授による講義を予定しています。

参考ページ
安田教授のページ(Star  Search)
https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=5000039852&lang=jp
◆研究室のページ
http://www.arch.titech.ac.jp/yasuda/index.html
◆安田アトリエのページ
http://www.yasudaatelier.com/

2023.05.10

第1学年「科学技術基礎実験」A組:投影図を学ぶ

第1学年「科学技術基礎実験」の授業では,1年生の5クラスが順番に各分野を回って授業を受けます。5月10日,建築デザイン分野ではA組を対象に行われました。今回の内容は,「投影図法」ということで,前回学んだ「製図の基礎」を参考に,「図面(製図)」の捉え方である「投影図」を学びました。建築はもちろんのこと,機械系などの分野に進んだとしても必要となる知識を多くの生徒が興味をもって聞いていました。

2023.04.27

3学年「グローバル社会と技術・応用」図表のまとめ方

第3学年「グローバル社会と技術・応用」では,課題研究の授業と並行して,現在の学びや社会で活用できる学びを軸に教育を行っています。4月27日には,本分野茂上教諭により,課題研究の活動で必要な知識である「図表のまとめ方」についての講義が行われました。

2023.04.27

第3学年「課題研究学校案内パンフレット撮影

第3学年「課題研究」において,学校案内パンフレットの写真撮影が行われました。模型を囲んで議論している様子や,活動の様子を撮影しました。

2023.04.12

第3学年「製図」セカンドハウスのエスキス

4月14日,第3学年「製図」の1学期課題「ル・コルビュジェとイヴォンヌ・ガリのための週末住宅」の初回エスキスでした。3年生になってはじめて,住宅の設計をする生徒も多く,指導教員とのエスキスを通して,自らの設計を見つめ直していました。

2023.04.12

第2学年「製図」はじめての製図

4月12日の午後,第2学年はじめての「製図」の授業が行われました。建築を初めて学ぶ2年生1学期の課題は,図面のトレースです。最小限住居と呼ばれる「増沢恂自邸」について,平面図・断面図・立面図のトレースを通して,製図・図面の基礎を学びます。本分野2年生で行われる設計課題は,すべてこの増沢邸を中心に展開されます。その基礎となる部分なので,一歩一歩確実に進めていってもらいたいと思っています。

2023.04.12

1学年「科学技術基礎実験」製図とは?・図面の描き方

第1学年「科学技術基礎実験」の授業では,1年生の5クラスが順番に各分野を回って授業を受けます。4月12日,建築デザイン分野ではB組を対象に行われました。今回の内容は,「製図の基礎」ということで,工学におけるコミュニケーションツールといえる「図面(製図)」を中心に,その基礎を学びました。建築はもちろんのこと,機械系や電気系といった分野に進んだとしても必要となる知識を多くの生徒が興味をもって聞いていました。

2023.04.11


第2学年「科学技術研究」いよいよスタート!

4月11日,2年生の科学技術研究の授業がスタートしました。当面の間は,生徒たちは4グループに分かれ,4名の教員のもとを回りながら,建築の幅広い分野の実習授業を受けることとなります。いよいよ,2年生の建築の学びが本格的にスタートします!

2023.04.10


第2学年「先端科学技術入門」分野授業のガイダンス

4月10日,本校は1学期の授業がスタートしました。「先端科学技術入門」の授業では,これから始まる授業のガイダンスが行われました。新年度新学年,気を引き締めて取り組んでもらいたいと思っています。

2023.03.24

第2学年「終業式・大掃除」最高学年へ進級

3月24日,本校は3学期の終業式を迎えました。1年間の締めくくりです。製図室の大掃除や次年度活用するイーゼルの組み立てなどを行いました。また,2年生生徒が取り組んだ課題や3年生生徒の課題研究ポスターなどを,2号館の階段室に展示しました。

2023.03.23

第2学年「製図」第3学年1学期課題を出題

3月23日,第2学年の製図の授業にて,次年度1学期(第3学年)の設計課題ガイダンスが行われました。本分野での第3学年1学期の課題は「ル・コルビュジェとイヴォンヌ・ガリのための週末住宅」です。ル・コルビュジェの設計した「小さな家」の隣地に建築され,コルビュジェと妻 イヴォンヌ・ガリと暮らす週末住居の設計です。はじめての住宅課題ということで,説明を熱心に聞いている様子がみられました。

2023.03.22

第1学年「分野配属ガイダンス」建築分野所属の新2年生が決定

ようこそ,建築デザイン分野へ。3月22日,令和4年度入学生の分野所属が決定しました。本分野には,33名の所属となりました。先生方の自己紹介に加え,今後の必要となる用具の紹介等が行われました。次年度での活躍を期待しています。

2023.03.17

第2学年「科学技術研究」課題研究への道

第2学年の授業「科学技術研究」では,「課題研究への道」と題して次年度の課題研究に向けたスタートアッププログラムを実施しています。3月17日には,次年度の授業の進め方について教員より説明を受け,実際に研究活動をスタートしました。10月上旬の発表会までの約半年間,生徒たちは自主的に研究活動を行い,集大成となる活動を行います。

2023.03.15

第2学年「製図」3学期講評会を開催

2年生の授業「製図」における3学期の設計課題は「9坪のフォリー」です。3月15日には講評会が行われました。増沢邸や9坪のcafeと同一敷地内に建つフォリーについて,どういった意図で設計したのか,あるいはどのような特徴をもっているものか,同一敷地内の建築物との調和はどのように意識したのか等,設計主旨や特徴,設計で重視したことのプレゼンを行い,質疑応答が行われました。

今回の必須提出物は模型だけであったため,自らの考えや特徴を上手に伝えることが難しかったかもしれません。しかし,そういった中でもどのように設計したフォリーの魅力・特徴を伝えるか,非常に悩んだこともあったかと思いますが,それぞれ努力の成果が見られる発表でした。

授業担当の先生方からも発表や設計について,多くのご指摘をいただきました。これらをもとに,3年生での1年間を過ごしてもらえることを期待しています。

2023.03.01

第2学年「製図模型提出の〆切

3月1日は,第2学年「製図」の3学期課題「9坪のフォリー」の模型提出日でした。提出直前まで,懸命に取り組む姿がみられました。〆切後,製図室には,力作の模型が並びました。 

2023.02.21

第2学年「科学技術研究」課題研究への道

2年生の「科学技術研究」終盤では,3年次の課題研究に向けたテーマ設定にあたる「課題研究への道」を行っています。本校教育の集大成ともいえる「課題研究」では,本分野では多くの生徒が1人1テーマで自ら考えたテーマで取り組んでおり,次年度に取り組むテーマについて,指導教員と相談しながら,調整をしていました。次週には,担当教員が決定し,実際に研究活動がスタートすることになります。

2023.02.20

第2学年「先端科学技術入門」大学教員講義

第2学年の「先端科学技術入門」では,本学の大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって授業を行っています。

220日に行われた授業は,環境・社会理工学院土木・環境工学系の千々和伸浩准教授による講義が行われました。今回は,「環境作用がコンクリート構造物に与える影響」というテーマで,千々和研究室の取り組みやひび割れやたわみといった観点から,実際の構造物における屋外環境の影響などの講義をいただきました。特に,土木・環境工学系の先生であることから,普段生徒が学んでいる建築よりもより大きなスケールでの話題が多く,より広い視点での知見を多くいただきました。講義後,生徒からは多くの質問の手が上がり,関心の高さがうかがえました。

本分野では引き続き,各学院と協力して,高大接続・連携教育を推進していきます。

参考ページ
千々和准教授のページ(Star  Search)
https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=7000017694&lang=jp
◆研究室のページ
http://maintenance.cv.titech.ac.jp/

2023.02.20

3学年「卒業前製図室の環境整備

卒業を間近に控えた3年生の数名にお手伝いいただいて,製図室の環境整備を行いました。過去の先輩方が作成したポスターやコンペに提出したポスターや作品,ル・コルビジュエの絵画などを製図室後方に展示しました。

2023.02.01

第2学年「製図」フォリーの模型作製2

2年生の「製図」では,先週に引き続き,フォリー模型の作製が行われています。2学期と比較して,様々な模型材料を用いて作製している様子がうかがえます。

2023.02.01

第2学年「製図」フォリーの模型作製

2年生の「製図」では,課題としてフォリーの設計が課せられています。2月1日には,進度の早い生徒は模型作りがはじまりました。2学期の設計課題で培った学びを,本課題の模型作りに生かしてもらえることを期待しています。

2023.01.25


第2学年「製図」フォリーのエスキス

2年生「製図」3学期の課題はフォリーの設計です。1月25日には,2回目のエスキスが行われ,生徒たちは指導教員と活発な意見交換を行っていました。3学期課題は,図面の提出が必須ではなく,模型の提出が課せられているのみです。2学期とは違った力を使うことになるかと思いますが,生徒たちは日々指導教員の指導を受けながら,学びを深めているようです。

2023.01.25

第1学年「科学技術基礎実験」折板構造模型をつくる

1月25日の1年生授業「科学技術基礎実験」では,分野ではB組を対象に行われました。今回の内容は,「形態と強さ」ということで,折板構造を題材に,モノのかたちと強さの関係を模型作りを通して学びました。同じ材料であっても,形状によって強度が異なる性質は,街中において多くの場面で使われています。特に建築学や機械工学系で生かせる本テーマは,多くの生徒にとって,2年次以降の学習の糧となったことと思います。

2023.01.23

第2学年「先端科学技術入門」大学教員講義に向けた事前学習

1月23日,2年生の先端科学技術入門では,今年度最後となる大学教員講義に向けた事前学習が行われました。今回のテーマは土木系のうち,鉄筋コンクリートの劣化や補修といった内容を扱うため,事前講義ではコンクリートの特徴や性質について復習する内容となりました。

2023.01.13


第2学年「科学技術研究」ポスターセッションの準備

1月13日,2年生は科学技術研究の授業にて,ポスターセッションの準備を行いました。本課題は,今年度実施した科学技術研究の授業での課題を踏まえて,その取り組みをポスターにまとめ,成果発表をする機会です。パソコンの使い方や共同作業,発表の場に慣れるため,一生懸命に取り組む姿がみられました。

2022.12.23


2学期「終業式」大掃除を実施

12月23日,本校は2学期の終業式を迎えました。大掃除では,本分野の2・3年生が,普段の授業で使っている製図室や造形室の大掃除を行いました。主に2年生は3学期に自分たちが使う製図室の大掃除,3年生は2年間使ってきた製図台の大掃除を担当しました。

2022.12.19

第2学年「製図」3学期課題を出題

第2学年の製図の授業では,12月19日に3学期の設計課題ガイダンスが行われました。本分野での第2学年3学期の課題は「9坪のフォリー」です。1学期にトレースした増沢邸や2学期の設計課題「9坪のcafe」と同一敷地内に建つフォリー(東屋)を設計します。科学技術研究の授業で取り組んだ敷地内の「庭」の設計と合わせて,1年間の設計の集大成となります。フォリーの事例の紹介に加え,「調和」や「ふるまいの寸法」,「コンテクスト」といった視点からのガイダンスとなりました。

2022.12.15

第2学年「製図」2学期講評会を開催

2年生の授業「製図」における2学期の設計課題は「9坪のcafe」です。本分野における初の設計課題は,増沢恂設計の最小限住居「増沢邸」の隣の敷地に建つ,9坪の正方形平面をもつcafeの設計を行っています。毎年,同様の課題を課しており,初の設計課題ということで,先生方とのエスキスやプランニングに試行錯誤しながら取り組む姿が見られました。

12月15日に行われた講評会では,自ら設計したcafeの設計のポイントや特徴についてプレゼンを行いました。その後,クラスメイトからの活発な質疑応答が行われました。ぜひ他の人の良いポイントに気づいたことや受けた質問を通して,今後の設計課題に生かしてほしいと思います。

授業担当の先生方からも発表や設計について,多くのご指摘をいただきました。空間の立案からエスキス,図面作成,模型製作,プレゼンと一連の流れを今学期に初めて学び,その難しさや楽しさを実感したことと思います。これらを3年生2学期までの今後の設計課題に生かしてくれることを期待しています。

2022.12.14

第3学年「製図」2学期講評会を開催

3年生の授業「製図」における2学期の設計課題は「ニワのある家」の設計です。3年2学期の本課題は,本分野における設計製図の集大成となります。ニワと言っても,箱庭,坪庭,中庭,前庭,光庭,通り庭,屋上庭園,ガーデニングなどの多くの庭があり,その解釈・捉え方は人それぞれです。ある目的をもった庭を設計し,施主が豊かな生活を送れる住宅を設計することが求められています。

3年生2学期は大学受験が近づく時期となり,忙しい生活の中ではありましたが,積極的に取り組む多くの3年生が姿がありました。12月14日に行われた講評会では,今まで学んできた成果を凝縮した設計も見られるなど,2年間の学習を生かした設計を見ることができました。

建築系の学科に進む生徒には本分野で学んだ設計の基礎的な知識を生かして,大学でのよりハードな設計課題にいかしてほしいと思います。その他の学科に進む生徒にも,建築を学んで身に着けた多角的な視点や空間感覚,多様な考え方を生かして今後の生活を送ってくれることを期待しています。

2022.12.13

第3学年「科学技術研究テーブル模型の載荷試験

2学年の「科学技術研究」では,テーマの1つに,「意匠デザイン・構造デザインを兼ね備えた食卓のデザイン」といった課題があり,1/10模型を作製しています。12月13日には,その模型の載荷試験が行われ,構造的に強いテーブルを競い合いました。1位の生徒はおもり9000gを超え,とても丈夫な食卓がデザインされていました。意匠的または構造的にどちらかが優れただけでは良いデザインとは言えません。そういったことを学ぶ良い機会となりました。

2022.12.05

2学年「先端科学技術入門大学教員講義

第2学年の「先端科学技術入門」では,本学の大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって授業を行っています。


12月5日に行われた授業は,本学環境・社会理工学院建築学系の横山裕教授による講義が行われました。今回は,「床のすべりの評価方法」というテーマで,横山先生や研究室が取り組んでこられた内容や身近な床のすべりの評価方法などをご紹介いただきました。特に,すべり性能の評価試験機には多くの種類があることや,「性能」や「物性」の違いなど,建築材料学を学ぶ上での視点を多くいただきました。講義後,質問への意欲から,関心の高さがうかがえました。


参考ページ

◆横山教授のページ(Star  Search)

https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=7000018085&lang=jp

2022.12.02

第3学年「建築計画」最終授業

第3学年の生徒は,2学期をもって通常授業が終了となります。12月2日には,茂上香織教諭が担当している「建築計画」の最終授業が行われました。授業は,「避難経路の確保」をテーマに実施され,先週実施された校内避難訓練を参考に授業が展開されました。本分野では,建築という誰にとっても身近なテーマを題材に,科学技術について学ぶことが可能です。将来,どのような分野に進もうとも必ず触れることになる建築を学んだことは大変有意義なことと思います。ここで得た知識をもとに,進学先や社会で大きく羽ばたいてほしいところです。

2022.12.01

第3学年「グローバル社会と技術・応用」自分の人生,自分で考えなくてどうすんの?

第3学年対象のグローバル社会と技術・応用にて,「自分の人生,自分で考えなくてどうすんの?」と題しまして本分野の小林謙祐教諭より,この先のキャリア(轍)をどう踏むのかをご自身の経験を踏まえ,講話して頂きました。生徒は,次のステージである進学先だけでなく,10年後の自分を見据え,「なぜ学ぶの」「なぜ働くの」を見直し,あらためて自身のキャリア形成を考える機会となりました。後日提出するレポートで,「これまで」と「いま」をどんな「これから」につなぐのでしょうか,大変楽しみです。

2022.11.30

第2学年「製図」カフェ模型の提出日

11月30日は,第2学年「製図」の2学期課題「9坪のカフェ」の模型提出日でした。提出直前まで,初めての模型製作に懸命に取り組む姿がみられました。〆切後,製図室には,力作の模型が並びました。

2022.11.29

第2学年「科学技術研究」課題研究への道

第3学年では,本校の教育の集大成となる「課題研究」の授業があります。毎年,3年生生徒が,1年程度をかけて,自身が設定したテーマに対する研究活動に取り組みます。本日の第2学年の授業「科学技術研究」では,「課題研究への道」と題して,来年度に向けた説明・テーマ決めの方法などの講義が行われました。2年生生徒は,今後,指導教員との調整も踏まえながらテーマを決定し,課題研究に取り組むこととなります。本分野では,長期休暇の時間を有効に活用するためにも,第2学年終盤から課題研究へ取り組むこととしています。

2022.11.17

第3学年「課題研究」活動の成果をまとめる

第3学年の「課題研究」では,残りの授業で成果をまとめた報告書作成が進んでいます。1年弱取り組んだ研究活動の成果をまとめる報告書は,冊子版となり,分野や図書館に保管されます。

2022.11.16

第2学年「製図」模型の作製はじまる

第2学年の「製図」では,模型づくりが始まっています。はじめての模型づくりに試行錯誤しながらも,熱心に取り組んでいる姿が見られました。

2022.11.15

第2学年「科学技術研究」外皮と熱のふるまいを学ぶ

第2学年の「科学技術研究」では,本年度よりはじめて,建築環境工学に関する実験を取り入れて行っています。初回の今回は,様々な建築外皮や性能を想定した模型箱を用意して,環境の違いによる温度変化を記録しながら,実験を行いました。

建築の環境を考えることは昨今の情勢から,不可欠であり,設備に頼らないパッシブデザインを考えるよいきっかけとなっているかと思います。生徒たちの積極的に取り組んでいる姿が見られました。次回は,一連の実験結果をプレゼンで発表する機会となります。

2022.11.07

第2学年「先端科学技術入門」大学教員講義

第2学年の「先端科学技術入門」では,本学の大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって授業を行っています。

11月7日に行われた授業は,本学環境・社会理工学院建築学系の大風翼准教授による講義が行われました。今回は,「建築・都市空間における風環境のデザイン」というテーマで,大風先生のこれまでの経歴や取り組み,実際の街中における風環境のデザイン例などをご紹介いただきました。特に,普段生徒の過ごす田町キャンパスでの研究例など含め,生徒が専門分野や普通教科の授業で学んでいることや身近なことが,どのように実社会と結びつくかといった視点を多くいただきました。講義後,今回も生徒からは多くの質問の手が上がり,関心の高さがうかがえました。

参考ページ
◆大風准教授のページ(Star  Search)
https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=7000005540&lang=jp
◆研究室のページ
https://sites.google.com/site/tsubasaokaze/

2022.11.02

放課後の様子コンペ発表会に向けて

本分野では多くの生徒が,学外のコンペに積極的に挑戦しています。

そして,本分野の2年生1名と3年生1名が,九州産業大学建築都市工学部主催のコンペに挑戦し,見事一次審査を通過して,週末に行われる最終発表・審査会に進みました。

直前ということで,2名は放課後に発表練習を行っています。指導教員に加え,他の教員や生徒の前で発表練習を行い,本番さながらの質疑応答も行っています。本番の発表で十分に成果を出し切れるように準備を進めています。

2022.11.02

第2学年「製図」模型の作製

第2学年の「製図」では,2学期の設計課題として「9坪のcafe」を課し,生徒一人ひとりが指導教員の指導を受けながら,設計に取組んでいます。前回の授業までに,カフェ本体の設計や図面の作製が終了し,今回からはいよいよ模型の作製に入ります。

2年生にとっては,はじめての模型作製のため,作製の方法やポイントなどを教員から説明を受けました。その後,各自の設計に基づいて,模型の作製をスタートしていました。2学期末までに模型を作製し,その後プレゼンを行い,一連の設計課題をまとめます。

2022.10.27

第3学年「大岡山キャンパス探訪」本学大岡山キャンパスを訪問

10月27日,本分野3年生は校外学習「大岡山キャンパス探訪」を実施しました。本学大岡山キャンパスには,著名な建築家の設計した建築物が多く,普段学んでいる建築の専門知識の確認や今後の学習に対する意欲を高める機会です。附属図書館やTakiPlazaでは,職員や学生の方々から直接説明を受けながら見学を行い,田町では味わえない大学キャンパスを体感しました。さらに,大学の教員や学生との交流も行われ,コロナ禍で大岡山を訪れたことのない生徒たちにとっては充実した見学会となりました。

2022.10.25

2学年「科学技術研究」食卓のデザイン

第2学年の「科学技術研究」ではクラスを4班に分け,各教員のもとを回りながら建築に関する内容を広く学んでいます。課題「食卓のデザイン」では,単なるテーブルをデザインするものではなく,意匠と構造の両面を兼ね備えたデザインの提案が求めらます。1/10スケールでの模型を作製した後,載荷試験を行い,強度を競い合います。

2022.10.13

第3学年「大岡山キャンパス探訪」校外学習に向けて

今月末に,本分野3年生は校外学習にて本学の「大岡山キャンパス探訪」を行います。本日は,その事前指導を行いました。本校は,従来東工大との高大連携・接続教育を積極的に行っており,大岡山キャンパス訪問や研究室見学の機会があります。しかしながら,今年度の3年生はコロナ禍によって,大岡山キャンパスを訪れたことがなく,今回の校外学習が初めての訪問となります。学内の有名建築物やキャンパス計画を肌で感じることで,本分野で学んだ知識を実感する大変良い機会です。

2022.10.12

第2学年「製図」カフェの図面提出日

本分野の2年生にとって初めての設計課題「9坪のカフェ」の図面提出日を迎えました。担当教員とのエスキスを数回経て初めて設計された図面です。〆切直前,一生懸命に取り組む姿が見られました。

2022.10.09

第3学年「SATO.展」弟燕祭2日目

文化祭「第17回弟燕祭」2日目は,保護者の皆さまをお迎えしての開催となりました。課題研究発表以外の企画も行われ,制限の多い中ではありますが,3年ぶりににぎやかに開催されました。本分野3年生の企画「SATO.展」においても多くの保護者の皆さまにご来場いただき,熱心に発表する生徒の様子や質問をする在校生・保護者の皆さまの様子が見られました。16時の公開終了後は,すぐに解体撤去作業がはじまり,展示会場であった教室は15分もしないうちにもとの状態に戻されました。

今年度の3年生は,入学直後からの休校に始まり,1・2年次の体育祭や修学旅行は軒並み中止。昨年度の文化祭も課題研究ツアーのみとかなり制限の多い高校生活となってしまっています。今年度は体育祭も少しずつ開催され,今回の弟燕祭も良い思い出の一つになってくれればと思っています。

◆第17回弟燕祭SATO.展
https://sites.google.com/g.hst.titech.ac.jp/teienfes17-3e/

2022.10.08

第3学年「SATO.展」弟燕祭1日目

文化祭「第17回弟燕祭」1日目が終わりました。1日目は3年生の企画のみの開催で,校内生徒と教職員を対象として,課題研究見学ツアーが行われました。1・2年生がクラスごとに各分野の発表会場を巡回し,見学,多くの質問を行っていました。1年生にとっては,志望する分野の選択材料として,2年生にとっては,他分野の見学から新しい視点を得たものと思います。3年生は緊張しながらも,積極的な発表に取り組んでいました。

◆第17回弟燕祭SATO.展
https://sites.google.com/g.hst.titech.ac.jp/teienfes17-3e/

2022.10.07

第3学年「SATO.展」弟燕祭準備日

いよいよ文化祭「弟燕祭」が開催されます。あいにくの雨,寒さの中ですが,朝から3年生生徒が一丸となって準備が進んでいます。本分野3年生は「SATO.展」を開催,課題研究や製図・科学技術研究などの校内での活動,コンペなどの校外での活動を「僕らの軌跡」として展示予定です。詳細はリンク先をご覧ください。

◆第17回弟燕祭SATO.展
https://sites.google.com/g.hst.titech.ac.jp/teienfes17-3e/

2022.10.06

第3学年「弟燕祭に向けて」準備も大詰め

今週末の文化祭「弟燕祭」に向けて,準備が大詰めです。毎日夜まで残って作業が続いています。

明日7日金曜日は,終日準備日です。

2022.09.30

第3学年「弟燕祭に向けて」準備を着々と進めています

来週末の10月8日・9日は,本校の文化祭「弟燕祭」です。第3学年では,「課題研究」の成果をはじめ,過去の設計作品やコンペの作品を展示予定です。有志の生徒が中心となって,毎日夜まで作業を行っています。作品展示に向けた準備が着々と進んでいます。

2022.09.29

第3学年「課題研究」発表会まで1週間

来週10月6日は,第3学年「課題研究」の発表会です。発表会1週間前の授業では,梗概の作成・発表資料の作成,発表練習が行われています。1人1人が主体的に,発表に向けて頑張っています。

2022.09.27

第3学年「製図」ニワのある家のエスキス

3年生の「製図」では,現在,2学期設計課題「ニワのある家」のエスキスが行われています。先生方とのやり取りを経て,設計プランを確定させていきます。

2022.09.26

第2学年「先端科学技術入門」大学教員講義

第2学年の「先端科学技術入門」では,本学の大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって授業を行っています。

926日に行われた授業は,本学科学技術創成研究院未来産業技術研究所の佐藤大樹准教授による講義が行われました。今回は日程の都合上Zoomでのオンライン講義でしたが,巨大地震に対する安全・安心な建築」というテーマで,佐藤先生のこれまでの経歴や研究室での取り組みやその例などをご紹介いただきました。生徒自らがいま高校生活で学んでいることが,いかに卒業後のキャリアで役に立つか,どのように実社会結びつくかといった視点を多くいただきました。講義後,今回も生徒からは質問の手が上がり,関心の高さがうかがえました。

参考ページ
佐藤准教授のページ(Star  Search)
https://search.star.titech.ac.jp/titech-ss/pursuer.act?event=outside&key_rid=5000040177&lang=jp
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2022.09.15

日々の放課後の様子

放課後には,多くの生徒が製図室に来ます。3年生は,コンペの作品提出に向けて取り組んだり,課題研究の活動を行ったりしています。2年生は,製図のエスキスや科学技術研究の課題,コンペに向けた活動を行っています。先生や教育実習生との交流の時間でもあり,談笑を楽しむ様子が見られました。

2022.09.15

第3学年「課題研究」教育実習生との交流

木曜日は課題研究の授業日です。10月上旬の発表会に向けて,多くの生徒がまとめの段階に入っています。授業の途中には,今週いっぱい来校中の本学の教育実習生が見学に来て,生徒と交流をしていました。生徒は,実習生の学生に自らが取り組んでいる研究の説明などを行っていました。

2022.09.12

第2学年「建築計画」教育実習生による授業

本校では,東工大の附属高校として本学の教育実習を行う学生の受け入れを行なっています。本分野においても,今年度は本学環境・社会理工学院建築学系の学生1名が,2週間教育実習のために来校しています。

9月12日の建築計画の授業では,教育実習生による研究授業が行われました。授業では,最初に住宅の計画についての講義が行われた後,住宅の台所について生徒個人の考えをまとめました。最後は生徒同士で,自分たちの考えを共有する展開で行われました。生徒たちはいつにも増して真剣に取り組んでいるようでした。

2022.09.08

第3学年「課題研究」10月発表会に向けて

本校での教育活動の集大成となる課題研究は,10月に成果発表会が開催されます。残り1か月となり,約半年かけて取り組んできた研究活動のまとめや最後の追い込みとなる活動を行っています。今後は発表会に向けた梗概の作成やスライド資料の作成,発表会の練習などに入っていきます

2022.09.07

第2学年「製図」カフェのエスキス

2年生最初の設計課題は「9坪のカフェ」です。夏休み中に考えてきた設計を,エスキスを通して先生方からアドバイスをいただいています。実際に街中のカフェを見て来た生徒も多く,意欲の高さが伺えます。今後,先生方とのエスキスを通してプランの決定,図面を描き,模型の製作まで通して行われます。

2022.09.06

第2学年「科学技術研究」2学期授業の開始

暑く長い夏休みが終わり,2学期が始まりました。2年生の科学技術研究が再開され,各グループごと担当の先生とともに,様々な課題に取り組んでいます。

2022.08.25

夏休み コンペに取り組む生徒たち

夏季休業中ですが,多くの生徒が登校し,コンペなどの活動に取り組んでいます。3年生は「課題研究」にて,2年生は自主的に挑戦しています。締め切り間近,日々励んでいます。

2022.07.20

第2学年「終業式」大掃除

7月20日,本校は1学期終業式を迎えました。大掃除では,本分野の2年生が,普段の授業で使っている製図室や造形室の大掃除を行いました。1学期間の汚れを落とし,2学期に向けて新たな気持ちで迎えられることと思います。

2022.06.29

第2学年「製図」身体がメジャーになる

6月29日,第2学年「製図」の授業では,「感覚を養う」と題した授業が行われました。その一環で,「身体がメジャーになる」というテーマにて行ったものは,こちらが提示した箇所について身体の寸法を計測すること。自分の身体についてあらゆる寸法を把握するために,お互いに計測し合う光景が見られました。また,それを利用して「身体メジャーで測る」では,椅子について,目測・体側・実測で計測を行いました。建築を勉強するにあたり,寸法感覚は非常に大切です。生徒たちにとっては大変貴重な時間になったかと思います。

2022.06.22

第2学年「製図」はじめての設計課題出題

6月22日,第2学年「製図」におけるはじめての設計課題となる2学期課題「9坪cafeの設計」が出題されました。1学期にトレースを行った増沢恂設計の最小限住居「増沢邸」の隣の敷地に建つ,9坪の正方形平面をもつcafeの設計であり,狭い面積でありながら,隣地や敷地内配置との関係など多くのことを考えながら取り組みます。初回ということで,先生方とのエスキスや助言に真剣に取り組む姿が見られました。これから3年2学期まで4課題出題され,その中で大きく成長することを期待しています。

2022.06.21

第3学年「製図」模型提出の日

6月21日は,第3学年「製図」の1学期課題「ル・コルビュジェとイヴォンヌ・ガリのための週末住宅」の図面・模型提出日でした。提出直前まで,懸命に取り組む姿がみられました。〆切後,製図室には,力作の模型が並びました。

2022.06.15

第3学年 放課後のひととき

第3学年では,6月16日に「課題研究中間発表会」が行われます。生徒たちは前日放課後まで,自主的に発表練習を行っていました。クラスメイト同士,質疑応答まで想定し,まるで大学の研究室のような様子で,とても充実した時間のようでした。

2022.06.13

第2学年「先端科学技術入門」大学教員講義

第2学年の「先端科学技術入門」では,本学の大学教員が年6名来校し,高校教員と一体となって授業を行っています。

6月13日に行われた授業は,本学環境・社会理工学院建築学系(都市・環境学コース)の真野洋介准教授による講義が行われました。「災害復興とレジリエントな都市」というテーマで,東日本大震災を実例に,真野先生や研究室での取り組みやその事例などをご紹介いただきました。講義後,今回も生徒からは多くの質問の手が上がりました。自らの学びと実社会が結びつくお話について,高い関心がうかがえました。

参考ページ
真野准教授のページ(Star  Search)
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2022.06.01

2学年「製図はじめてのインキング

6月1日の午後,第2学年の授業「製図」では,図面の清書となる「インキング」が行われました。2年生にとっては分野所属時に,インキング専用のペンを購入しています。今回は購入後,はじめての「インキング」作業であり,非常に緊張した表情の中取り組む様子がみられました。今後の製図の授業でも使う機会はとても多く,少しずつ慣れていくことを期待しています。

2022.05.26

第3学年「課題研究」デザインの視点からみた学校広報誌の改善

本校を志望する中学生やその保護者向け,あるいはまだ本校を知らない方向けに,本校の特徴・魅力を伝える学校案内冊子ですが,いかにその特徴や魅力が伝わるようにデザイン,構成するかがいちばんの課題です。今年度の課題研究では,本校の学校案内冊子について,よりよいものとなるように改善することをテーマに取り組む生徒がいます。

5月25日の授業では,他校の学校案内を参考に,どういったデザインが目を引くか,どういったコンテンツが必要かについて,他の生徒とともに議論する姿が見られました。広報デザインの視点から,表紙の使い方,見開きページの使い方など,まだまだ改善の余地があるようでした。

2022.05.18

第2学年「先端科学技術入門」大学教員講義

高大連携教育の中核をなす第2学年の「先端科学技術入門」では,本学の高校教員と大学教員が一体となって授業を行っています。

5月16日に行われた授業は,本学環境・社会理工学院建築学系(都市・環境学コース)の藤田康仁准教授による講義を実施しました。Zoomを使ってのオンライン講義ではありましたが,大学の先生方から直接お話が聞ける貴重な機会とあって,生徒はとても興味深く聞いていました。また,質疑の時間には,多くの質問の手が上がり,高い関心がうかがえました。

2022.05.12

第3学年「課題研究」モルタルの練混ぜ

5月12日,第3学年「課題研究」の授業では,構造・材料系の研究を実施している千葉班にて,モルタルの練混ぜが行われました。構造・材料系の分野の実験は,なかなか一人で進めることは困難で,周りの人々と助け合いながら進める必要があります。今回行われたモルタルの練混ぜも,多くの人の手を必要とするので,班員協力しながら作業を行っていました。普通科高校では触れることができない,「本物」を体感しながら学ぶことができるのが本校の最大の特徴です。課題研究を含めた実習の授業は,生徒たちにとって貴重な時間となっています。

2022.05.11

第1学年「科学技術基礎実験」投影図法を学ぼう

511日に行われた第1学年の「科学技術基礎実験」では,前回に引き続き「製図の基礎」ということで,建築学などの工学分野で広く用いられている「投影図法」について学びました。建築図面で用いられる平面図や立面図だけでなく,世界地図も投影図法で描かれたものの1つです。普段の授業では触れない視点からの,モノの見方や考え方を学ぶ機会となりました。

2022.04.28

第3学年「グローバル社会と技術・応用」論文の読み方・書き方

4月28日,第3学年「グローバル社会と技術・応用」では,「課題研究」の授業を行う上で必要な知識として,「論文の読み方・書き方」講座が行われました。課題研究は,各自が教員の下で研究活動を行うもので,大学等における「卒業研究」の縮小版です。身近な課題等を解決するために,その背景知識を学ぶことになりますが,その時に最も重要なのが既往の研究について学ぶことで,まさに「論文」を読んで理解することになります。また,課題研究では,最終的には一連の成果を「論文」形式でまとめることが求められており,それらの書き方や注意点を学ぶ機会となりました。「査読」等,普段の学びでは聞きなれない言葉も多かったかもしれませんが,本校を卒業する多くの生徒が進学する理工系の大学では,必ず将来に求められる内容です。将来を見据えた授業内容であり,大変高度な学習となったと思います。

2022.04.27

第1学年「科学技術基礎実験」製図とは?・図面の描き方

1学年「科学技術基礎実験」の授業では,1年生の5クラスが順番に各分野を回って授業を受けます。4月27日,建築デザイン分野ではA組を対象に行われました。今回の内容は,「製図の基礎」ということで,工学におけるコミュニケーションツールといえる「図面(製図)」を中心に,その基礎を学びました。建築はもちろんのこと,機械系や電気系といった分野に進んだとしても必要となる知識を多くの生徒が興味をもって聞いていました。

2022.04.18

第3学年「課題研究」本格始動

4月14日,第3学年「課題研究」の初回が行われました。課題研究は,4人の教員の下で研究活動に取り組みますが,配属自体はすでに2年生のうちに決定し,春休みも各々の活動に取り組んでいました。いよいよ本格始動ということで,毎週ある授業では,研究を進める傍ら,先生方との打合せや進捗の報告,配属先の班内での意見交換等が行われることになっています。本校の集大成となる課題研究を通して,幅広い視野を養い,大きく成長してくれることを期待しています。

2022.04.18

第2学年「製図はじめての製図

4月13日の午後,第2学年はじめての「製図」の授業が行われました。建築を初めて学ぶ2年生1学期の課題は,図面のトレースです。最小限住居と呼ばれる「増沢恂自邸」について,平面図・断面図・立面図のトレースを通して,製図・図面の基礎を学びます。本分野2年生で行われる設計課題は,すべてこの増沢邸を中心に展開されます。その基礎となる部分ですので,一歩一歩確実に進めていってもらいたいと思っています。

2022.03.23

第2学年「製図」次年度設計課題を出題

去る3月23日(水),第2学年の製図の授業にて,次年度1学期(第3学年)の設計課題ガイダンスが行われました。本分野での第3学年1学期の課題は「ル・コルビュジェとイヴォンヌ・ガリのための週末住宅」です。ル・コルビュジェの設計した「小さな家」の隣地に建築され,コルビュジェと妻 イヴォンヌ・ガリと暮らす週末住居の設計です。

2022.03.22

第1学年「分野配属ガイダンス」ようこそ建築デザイン分野へ

去る3月22日(火),令和3年度入学生の分野所属が決定しました。本分野には,32名の所属となりました。先生方の自己紹介に加え,今後の必要となる用具の紹介等が行われました。次年度での活躍を期待しています。

2022.03.15

第2学年「製図」3学期講評会を開催

2年生の授業「製図」での3学期の設計課題「9坪のフォリー」について,3/14(月)に講評会が行われました。増沢邸や9坪のcafeと同一敷地内に建つフォリーについて,どういった意図で設計したのか,あるいはどのような特徴をもっているものか,同一敷地内の建築物との調和はどのように意識したのか等,設計主旨や特徴,設計で重視したことのプレゼンを行い,質疑応答が行われました。

今回の必須提出物は模型だけであったため,自らの考えや特徴を上手に伝えることが難しかったかもしれません。しかし,そういった中でもどのように設計したフォリーの魅力・特徴を伝えるか,非常に悩んだこともあったかと思いますが,それぞれ努力の成果が見られる発表でした。

授業担当の先生方からも発表や設計について,多くのご指摘をいただきました。これらをもとに,3年生での1年間を過ごしてもらえることを期待しています。

2022.03.02

第2学年「科学技術研究」にて校外学習(建築物見学会)を実施

第2学年の授業「科学技術研究」では,「課題研究への道」と題して次年度の課題研究に向けたスタートアッププログラムを実施しています。先日の授業では,集大成となる課題研究に向けた校外学習を実施しました。

建築物見学会を兼ねた校外学習では,本分野で学んだ知識がどのように実際の建築物に生かされているか等について,各自の感性で確認のできる良い機会です。課題研究にて取り組むテーマ別に2グループに分かれ,「乃木坂・六本木探索」および「田町・芝浦探索」を行いました。

どちらも積極的に見学している姿勢が見られ,とても有意義な時間になったことと思います。次年度の授業にて,今回の校外学習で得られた知識を生かしてもらえることを期待しています。

2022.02.24

第2学年「製図模型製作が佳境

第2学年の授業「製図」における3学期の設計課題は「9坪のフォリー」の設計です。2学期の設計課題である「9坪のcafe」と同一敷地内,隣地に建つ正方形平面をもつフォリーの設計です。毎年,同様の課題を課していますが,2学期に設計したカフェとの調和,周囲の環境との調和によって,フォリーが設計されることから,生徒同士決して同一な作品はなく,各々がよく考察した作品がみられます。最終成果物である模型の提出が来週にせまっていることから,集中して模型作りに取り組む生徒の姿がみられました。

2022.02.01

2学年「先端科学技術入門

高大連携教育の一端を担う2年生の授業「先端科学技術入門」では,本学の高校教員と大学教員の共同で授業を行っています。年間6テーマのプログラムをもとに,大学教員の講義に加え,高校の教員による講義を実施しています。

1/31の授業は,大学教員による講義が開催されました。今回は,本学環境・社会理工学院の齋藤潮教授をお招きし,海岸防護の観点から講義を行っていただきました。大学教員が行う先端的な取り組みの一端に触れ,生徒たちも興味・意欲が増したようでした。また,質疑の時間には,非常に多くの質問の手が上がり,高い関心がうかがえました。

2021.12.16

第3学年「製図」の2学期講評会を開催

3年生の授業「製図」における2学期の設計課題は「ニワのある家」の設計です。3年2学期の本課題は,本分野における設計の集大成となります。ニワと言っても,箱庭,坪庭,中庭,前庭,光庭,通り庭,屋上庭園,ガーデニングなどの多くの庭があり,その解釈・捉え方は人それぞれです。ある目的をもった庭を設計し,施主が豊かな生活を送れる住宅を設計することが求められています。

3年生2学期は大学受験が近づく時期となり,忙しい生活の中ではありましたが,積極的に取り組む多くの3年生が姿がありました。12/16(木)に行われた講評会では,今まで学んできた成果を凝縮した設計も見られるなど,2年生とはまた少し違った設計を見ることができました。

建築系の学科に進む生徒には本分野で学んだ設計の基礎的な知識を生かして,大学でのよりハードな設計課題にいかしてほしいと思います。その他の学科に進む生徒にも,建築を学んで身に着けた多角的な視点や空間感覚,多様な考え方を生かして今後の生活を送ってくれることを期待しています。

2021.12.15

第2学年「製図」の2学期講評会を開催

2年生の授業「製図」における2学期の設計課題は「9坪のcafe」の設計です。本分野における初の設計課題は,増沢恂設計の最小限住居「増沢邸」の隣の敷地に建つ,9坪の正方形平面をもつcafeの設計です。毎年,同様の課題を課しており,初の設計課題ということで,先生方とのエスキスやプランニングに試行錯誤しながら取り組む姿が見られました。

12/15(水)に行われた講評会では,自ら設計したcafeの設計のポイントや特徴についてプレゼンし,クラスメイトからの質疑応答を実施しました。ぜひ他の人の良いポイントに気づいて,それを今後の設計課題に生かしてほしいと思います。

空間の立案からエスキス,図面作成,模型製作,プレゼンと一連の流れを今学期に初めて学び,その難しさや楽しさを踏まえて,3年生2学期までの今後の設計課題に生かしてくれることを期待しています。