先生の声・よくある質問
「理工系」で生きるプロフェショナルを育てる。

先生の声

充実した高校生活を支える先生方からのメッセージです。

自分の武器を磨こう

建築デザイン分野では,豊富な知識をもつ4名の教員が,建築の専門内容を教えています。

「建築学」という学問は,意匠・計画・歴史・環境・構造・材料・防災・設備・都市計画・・・と,非常に幅広く多岐にわたる分野で構成されており,それらすべてを高校生活のうちに学ぶのは困難ですが,大学・大学院での学びに繋がる先進的な内容の教育を実践しています。高校生のうちに自分の「武器」となる専門知識を身に着け,進路先でそれらを基礎により成長していくことを望んでいます。

教員の年齢層も幅広く,個性あふれる熱意をもった教員が,皆さんの高校生活を豊かな3年間となるよう全力でサポートしています。ものづくりに興味のある皆さんを心待ちにしています。

よくある質問集

学校説明会等にて頂戴する建築デザイン分野に関するよくある質問をご紹介しています。皆さまのご参考となれば幸いです。

絵が苦手でも大丈夫ですか?

大丈夫です。
建築デザイン分野で学んでもらいたい人,建築を学んでよかったと思われる人は,次のような志向を抱いている人だと考えます。

〇新たなものを創り出すことやデザインに興味がある人
〇光・熱・風などの環境エネルギーに興味がある人
〇計算をすることや絵を描くことが好きな人
〇空間図形を扱うことが苦ではない人
〇レゴブロック・積み木・プラモデルなど,組み立てることが好きな人
〇ものを作ることが好きで,没頭できる人
〇人間にも社会にも関心が向けられる好奇心が旺盛な人
〇いろんな人と話をするのが好きな人やコミュニケーションをとるのが好きな人


建築デザイン分野で学ぶためにどのような準備が必要ですか?

当たり前のことですが,現在中学校で学んでいる各科目をしっかり勉強することです。それらを土台にして,日頃から積極的に建築物を含め様々なものを見聞し,それらについて自ら調査する姿勢を養い,自分の意見を持つよう努めてください。日常の中に『建築物』や『デザイン』があります。これらに興味をもつことは非常に重要です。

パソコンはどのようなものを使いますか

建築デザイン分野にはデスクトップ型のMacがありますので,授業に必要な最低限のものは学校で間に合います。しかし,自分のPCを使って図面を描くソフト等を使いたい場合は,動作環境を考えてご購入ください。特にOSの限定をしていません。

男女比はどのくらいですか?

本校全体では,理系高校であること等によって男子生徒が多く,女子生徒の割合は2割程度です。建築デザイン分野では,学校全体よりも女子生徒の割合が高く,毎年3割から4割程度となっています。学校生活では,男女関係なく,切磋琢磨し合いながら仲良く過ごしている印象です。

大学(Science Tokyo)とはどのような連携を行っていますか

では,附属科学技術高等学校を大学の一部局として位置付けています大学の構成員として,大学・高校が常に連携し,理工系分野の教育のあり方について研究を進めるとともに国 立大学附属唯一の科学技術高等学校として時代を見据えた先進的な教育研究を実践しています。高大連携教育として大学の教員による授業(第1学年の特別講義第2学年の 高大連携特別科目「先端科学技術入門」では附属高校教員との協同)を実施しまた,第3学年 の課題研究成果発表会では大学教員による指導・講評を受けています。その他にも,大岡山キャンパス訪問や研究室見学,大学院生による講演やTA指導等,あらゆる場面において連携を深めています。
また,本校の大岡山キャンパス移転に向けて,さらなる連携強化を模索中です。

推薦入試と一般入試の違いはなんですか?

本校では,推薦・一般の2つの入学試験があります。
推薦入試では,2年次以降の所属分野を受験時に選択します。合格後は,所属分野の変更はできません。一般入試では,受験時には分野選択をせず,1年次の学年末に志望分野を選択します。その後,成績等によって所属分野が決定されます。
推薦入学者の生徒には,2年次以降の学校生活において,中心的な存在となることを期待しています。