科学技術基礎実験
5分野を横断的に学ぶ、科学技術の初期教育

本校では,1年次では各分野に所属せず,共通に履修します。科学技術基礎実験では,各分野において,科学技術全体に関わる基礎的な実験・ものづくりを通して,1年生全員が体験的に学びます。各分野の学びを通して,自らの興味・適正を考え,2年次以降の分野所属に生かします。
建築デザイン分野では,工学での必須知識である「製図」を題材に,2年次での専門学習に繋がる教育を行っています。各分野の科学技術者を目指す第一歩となる科目です。

製図の基礎「線の練習・透視図を描く」

工学分野の必須知識である「製図」について学びます。線の練習から図面の描き方,投影図の描き方まで,講義と実技を通して,広く学びます。

造形の基礎「相貫体模型・柱をつくる」

「製図の基礎」で学んだ知識を生かして,造形物(模型)の製作を行います。
「相貫体模型」の作製では,図面上での長さと実際の長さが異なることに,試行錯誤する生徒も多く,議論を交えながら授業を進めていきます。
「柱をつくる」では,モノの形と強さの関係など,工学を学ぶ上での感覚を養うことができます。