新着総合情報(2023年度)
建築デザイン分野の新着情報をお知らせします。
建築デザイン分野の新着情報をお知らせします。
2024.03.27
本分野2年生らが情熱・先端Mission-Eにてプレゼンテーション賞を受賞
本分野2年生5名と本分野推薦入学の1年生ら6名が約8か月間に渡って取り組んでいた,日鉄エンジニアリング主催「情熱・先端 Mission-E スペースアーキテクチャープロジェクト『2030年冬季五輪競技場を建設せよ!』」の最終コンテストが,去る3月24日に東京・押上の「センターオブガレージ」にて開催されました。
巨大空間建築物であるオリンピック競技場の設計と1/100程度の構造模型の制作が課題に課せられ,7月の任命式から中間イベント,エンジニアによる学校訪問を含め,本校を含めた5校が継続的に取り組んできました。最終コンテストでは,競技場の設計や構造模型の製作方法,実際に建設する際の工事や環境配慮に関するプレゼンテーションに加え,構造模型の載荷試験で成果を競いあいました。その結果,プレゼンでは1位の評価を獲得し,「プレゼンテーション賞」を受賞しました。なお,コストパフォーマンス(kg/円)でも1位だったものの,プレゼン・耐荷重・コストパフォーマンスの総合点で競う総合優勝にはあと一歩届かず次点となりました。
本校での日々の授業で学んだ建築学的な視点によるプレゼン,構造面の設計・配慮,施工時の工夫等が高く評価され,審査員の先生方による評価はもちろんのこと,他の学校の生徒たちからの評価も高く,大変注目されていました。また,機械システム分野のレーザー加工機を活用した治具は,まさに「本校ならでは」であり,本校の特徴を最大限に生かした成果であったと思います。さらに,最終コンテストでは積極的に他校の生徒と交流している,今まで見られなかった姿も見ることができ,大変有意義であったと思います。
生徒たちの活動を支えてくれたボランティアスタッフの生徒,本分野の先生方はじめ機械システム分野の先生方,ありがとうございました。生徒たちには,今回の活動で学んだ「研究者」・「技術者」としての視点を忘れることなく,将来に繋がる勉強をし続けてもらいたいと思います。
プレゼンテーション賞
2年 小林優希さん・砂田奏宙さん・武部穂空さん・志村旺祐さん・野口創世さん
1年 渡邊正悟さん・中谷夏音さん・飯野絢子さん・城田悠輔さん・栗田由都さん・中川澄海さん
◆次世代育成プログラム「Mission-E」https://www.eng.nipponsteel.com/csr/socialcontribution/mission-e.html
◆STEAM教育プログラム「情熱・先端 Mission-E 」がスタート
https://www.eng.nipponsteel.com/news/2023/20230731.html
◆東工大ニュース「東工大附属高校のチームが「情熱・先端 Mission-E」にて総合優勝」
https://www.titech.ac.jp/news/2022/063898
2024.03.18
本分野2年生がTOTOギャラリー・間を見学
3月18日,本分野2年生は六本木エリアを対象に校外学習を実施しました。六本木地区は,ギャラリーや美術館が数多く立地していることから,本分野の校外学習においては,今までも数多く訪問しているエリアです。今回は,継続的に見学会にご協力いただいている「TOTOギャラリー・間」の展示会見学をメインに行いました。
今年度の2年生全体での校外学習は,今回が初めてとなりました。はじめに,六本木を代表する建築物である「国立新美術館」(設計:黒川紀章)に集合し,探訪をスタートしました。その後,「TOTOギャラリー・間」を訪問し,企画展「能作文徳+常山未央展:都市菌」を見学しました。
ギャラリーでは,東工大出身の建築家,能作文徳さんご本人とギャラリー・間の橋田光明館長から特別レクチャーを受けました。様々な縮尺での模型の表現や1/1の図面などの展示に加えて,建築家から設計思想や考え方などを直接説明いただけたこともあり,生徒たちにとってはとても刺激的な機会となりました。
◆TOTOギャラリー・間
https://jp.toto.com/gallerma/
2024.03.08
令和5年度 第19回卒業式を挙行
3月8日,本校の卒業式が執り行われました。本分野の3年生26名を含む,計155名が晴れの卒業の日を迎えました。
2026年4月の大岡山キャンパス移転を控えて,移転直前の卒業生は田町キャンパスから送り出そうとの思いで,今年度も附属高校体育館にて,卒業生と保護者に加えて,附属高校教職員,大学役員来賓が出席しての挙行となりました。
卒業式は,本学益一哉学長,井村順一理事・副学長ご列席のもと,本校PTA,本校の同窓会である芝浦工業会,本校教育後援会から来賓をお迎えしたなかで行われ,滞りなく終えることができました。式後に行われたホームルームでは,表彰や記念品の贈呈,先生方からのお言葉や先生方への感謝の花束の贈呈等が行われ,教員・友達との別れを惜しんでいました。
卒業生たちは,コロナ禍の中,新しい歴史を切り拓いていった学年です。本校で過ごした3年間で得られた経験・知識を糧に,進学先・社会で大きく羽ばたいてくれることを教員一同,祈念しています。ご卒業おめでとうございます。
2024.02.16
3学期さきがけ講座にて「清水建設株式会社技術研究所探訪」を開催
本校では,学校推薦型選抜や総合型選抜等で進路が決まっている生徒を対象に,3学期に大学進学を見据えた準備学習を行う「さきがけ講座」を実施しています。2月15日は専門分野の最終回授業が行われ,本分野3年生の受講者6名を対象として,大手ゼネコンである清水建設株式会社の技術研究所見学の校外学習を実施しました。
「清水建設株式会社技術研究所」は,業界に先駆けて1944年に誕生した研究や技術開発を行っている研究所です。東京・深川という都心にある立地を生かして,2008年に開講した公開講座である「シミズ・オープン・アカデミー」に参加しました。
最初に,担当していただいた研究員の方より,清水建設株式会社や建設会社の仕事,技術研究所についての説明を受けました。つづいて,音響実験棟を訪問し,残響室や無響室を体感しました。授業で扱っていたこともあって,とても興味深く見学する様子が見られました。先端地震防災研究棟では,業界最高性能をもつ大型振動台(E-Beetle)などを見学し,実験施設が大規模なことに加えて,実験する模型も大規模であることを伺い,とても驚いていました。その後は,都市における生物多様性向上を研究しているビオトープや建設技術歴史展示室を見学し,過去から未来へ発展し続ける建設技術について学びました。質疑応答の後,研究所本館の柱頭免震層とともに記念撮影を行い,見学会は終了となりました。
生徒たちにとっては,実際の企業を訪問する機会はなかなかない中で,本分野の学びが実社会での企業活動と結びつく機会となりました。また,研究所の見学を通して建設業の仕事を知り,大学卒業後を見据えた自らの進路について,深く考えるきっかけとなりました。
◆技術研究所|清水建設株式会社
https://www.shimz.co.jp/company/about/sit/
◆清水建設株式会社|子どもたちに誇れるしごとを。
https://www.shimz.co.jp/
2024.02.13
本分野生徒が令和5年度港区教育委員会表彰を受賞
本校(田町キャンパス)の立地する港区では,港区教育委員会が主催し,都大会規模以上の行事等で優勝もしくはそれに相当する成績を収める等,他の模範となる功績があった幼稚園児・小中学校生・高校生を「港区教育委員会表彰」として表彰しています。
2月12日には,令和4年度港区教育委員会表彰式が行われ,以下の本分野生徒1名が受賞しました。校外団体主催の建築系コンペに応募し,優秀な成績を収めた生徒です。
・砂田奏宙さん(2年)
第15回 修成インテリアスケッチコンテスト 金賞
なお,本校では以上のほかに,個人1名が受賞しました。今後の活躍を期待しています。
2024.02.09
3学期さきがけ講座にて「乃木坂・六本木・麻布台探訪」を開催
本校では,学校推薦型選抜や総合型選抜等で進路が決まっている生徒を対象に,3学期に大学進学を見据えた準備学習を行う「さきがけ講座」を実施しています。2月8日は専門分野の4回目授業が行われ,本分野3年生の受講者6名を対象として,乃木坂・六本木・麻布台エリアの校外学習を実施しました。
当日は,乃木坂にある乃木神社に集合しました。今年度のさきがけ校外学習では,寺社仏閣を多く探訪していることから,過去の探訪でみた施設との相違を観察しました。つづいて,数年前より継続的に見学会にご協力いただいているTOTOギャラリー・間を訪問し,企画展「能作文徳+常山未央展:都市菌――複数種の網目としての建築」を橋田館長による特別解説を交えて見学しました(能作氏は東工大出身)。生徒らは,展示されている作品を通して,若き建築家の設計思想に基く建築活動を学びました。
昼食をはさみ,午後は昨年オープンした「麻布台ヒルズ」を訪問しました。緑に包まれた流線形の建築群の造形を観察し,様々な空間構成を実際に歩いて体感しました。さらに,森JPタワー33階の展望台からは,「三田・芝・愛宕探訪」で歩いたエリアを観察し,歩いた軌跡を確かめ,都市を多角的に多面的に観察する視点が得られまし。
最終週の次回は,清水建設技術研究所を見学予定です。
2024.02.05
本分野生徒らが東京理科大学卒業設計講評会を見学
2月4日,本分野の2年生生徒ら希望者が東京理科大学野田キャンパスを訪問し,創域理工学部建築学科卒業設計最終講評会を見学しました。
卒業設計最終講評会は,学部 4 年生が長期にわたって取り組んだ卒業設計の発表の場であるとともに,学部生活の集大成の場でもあります。当日は,学内選考で選ばれた10人の大学生によるプレゼン発表が行われました。大学生によるプレゼン発表につづいて,模型を囲んでの学生と大学教員やゲストクリティークとの白熱した議論を目の当たりにしました。生徒たちは自身が本校の授業で取り組む設計の規模との違いや先生方の質疑の鋭さに驚いていました。また,製図室では選考外を含めた大学生の展示作品を見学しました。設計の考え方や模型の作り込み,技術に熱心に見入っており,見学の傍ら,高校での設計製図や課題研究などに生かすべく,熱心にメモをとる姿が印象的でした。
講評会終了後は,大学院生の案内による野田キャンパス内の施設見学を行いました。生徒たちは,大学キャンパスには,至る所に学生の居場所があり,学生主体の活動ができることに感動していました。今回の見学では,建築学科の研究室や実験室も実際に訪問することができ,高校にある設備との違いを実感するとともに,未来の自分に夢を描いているようでした。大学キャンパスを実際に訪れる機会は限られることが多いですが,学生の様子やキャンパス内の施設設備を見学し,広大な大学キャンパスを体感することができました。また,生徒自身の将来を描く材料の一つとして,とても良い刺激,貴重な経験となりました。
◆東京理科大学 創域理工学部建築学科
http://www.ar.noda.tus.ac.jp/
2024.02.01
3学期さきがけ講座にて「三田・芝・愛宕の地形探訪」を開催
本校では,学校推薦型選抜や総合型選抜等で進路が決まっている生徒を対象に,3学期に大学進学を見据えた準備学習を行う「さきがけ講座」を実施しています。2月1日は専門分野の3回目授業が行われ,本分野3年生の受講者6名を対象として,田町キャンパス周辺の芝・愛宕・三田エリアの校外学習を実施しました。
この地域は,起伏に富んだ地形であり,遥か縄文時代から先端技術を駆使した現代建築までが共存していることが特徴です。身近な街を散策することで,地形や街並みを見る目を養いました。
当日は,本校を出発し札の辻橋でJRの線路を渡り,散策がはじまりました。はじめに,札ノ辻交差点や御田八幡神社,亀塚公園を経由して,クウェート大使館,慶応義塾大学,綱町三井倶楽部付近を散策,芝・愛宕地区へ向かいまいした。芝公園,東京タワー,聖オルバン教会,NOAビル,愛宕神社,NEC本社ビルなど,地域にある有名地や建築物を周りながら,歴史ある街並みに思いをはせ,過去の海岸線の痕跡を確かめながら起伏の富んだ地形を歩きました。第1回目の上野散策と合わせて江戸のまちづくりを紐づけて学習し,古代~中世の江戸~現在と景観の変遷を辿り,歴史的背景と建物を取り巻く周辺環境を考える機会となりました。
散策途中の愛宕神社では,出世の石段を上り,参拝しました。受講した生徒の今後の活躍が楽しみです。
次週は,六本木・麻布台エリアを見学予定です。
2024.01.25
3学期さきがけ講座にて「WHAT MUSEUM・建築倉庫探訪」を開催
本校では,学校推薦型選抜や総合型選抜等で進路が決まっている生徒を対象に,3学期に大学進学を見据えた準備学習を行う「さきがけ講座」を実施しています。1月25日は専門分野の授業第2回目が行われ,本分野3年生の受講者6名を対象として,天王洲アイルエリアにある「WHAT MUSEUM・建築倉庫」の校外学習を実施しました。
「WHAT MUSEUM」では,「企画展『感覚する構造』」が開催されており,あわせて多くの建築模型が収蔵されている「建築倉庫」をディレクターさんによる解説を受けながら見学を行いました。この美術館は,寺田倉庫が運営しているため,倉庫会社ならではの美術館のかたちとして,建築模型の保管・建築に纏わる展覧会を企画されています。企画展では,構造模型をとおして,構造家の視点からみる建築家との協働の在り方を学びました。模型倉庫では,建築模型をつぶさに観察することで設計者の思考プロセスを辿り,模型の完成度の高さにしびれているようでした。生徒らが,10月に訪問した大岡山キャンパスにある「Taki Plaza」の模型もあり,身近な展示に興味深く観察しているようでした。
今までの学びと紐づけている姿や,大学の学びに活かそうとしている眼差しに,明るい未来を感じました。次週は,田町キャンパス周辺の地形を見学予定です。
◆WHAT MUSEUM - 寺田倉庫が運営する美術館
https://what.warehouseofart.org/
2024.01.25
本分野教員が日本建築学会大会学術講演会 若手優秀発表賞を受賞
本分野教員が2023年度日本建築学会大会(近畿)学術講演会 材料施工部門において,若手優秀発表賞を受賞しました。
受賞者
建築デザイン分野 教諭 小林 謙祐受賞題目
異形鉄筋の節形状がコンクリートとの付着特性に及ぼす影響参考ページ
◆ 小林謙祐 教諭
https://smd.g.hst.titech.ac.jp/Kyouin#h.9wxolpxc5wns
◆ 材料施工部門 受賞者一覧
http://news-sv.aij.or.jp/zairyou/s0/wakate/21wakate.pdf
◆ 2023年度日本建築学会大会(近畿)学術講演会において本学大学院生が材料施工部門若手優秀発表賞を受賞(東京理科大学)
https://www.tus.ac.jp/today/archive/20240124_7486.html
2024.01.18
3学期さきがけ講座にて「上野・湯島探訪」を開催
本校では,学校推薦型選抜や総合型選抜等で進路が決まっている生徒を対象に,3学期に大学進学を見据えた準備学習を行う「さきがけ講座」を実施しています。1月18日は専門分野の授業が行われ,本分野3年生の受講者6名を対象として,湯島・上野エリアの校外学習を実施しました。
朝,湯島天満宮に集合した生徒らは,寺社建築の見学と仲間の合格祈願を兼ねて参拝をしました。その後,国立近現代建築資料館に移動し,特別展「日本の近現代建築家たち」を見学しました。学芸員の方から説明を受けながら,近現代の建築家が生涯かけて挑み続けた痕跡(展示品)の説明を受けました。生徒らは,図面資料だけではない多くの展示から,著名な建築家たちの姿を想像しながら観察していました。
午後は,上野エリアに移動。「上野東照宮」や「東京都美術館」,「東京藝術大学」,「国際子ども図書館」,「東京国立博物館」,「国立西洋美術館」,「東京文化会館」などを本校教員の説明のもと巡り,上野公園や建物の歴史的背景や特徴を学び,地形や建物を見る目を養いました。
高校で培った知識を確認するとともに,4月からの本格的な専門分野への活動に思いを馳せながらの探訪となりました。次週は,WHAT MUSEUMを見学予定です。
◆国立近現代建築資料館
https://nama.bunka.go.jp/
2024.01.07
本分野生徒が2023年第14回高校生の建築甲子園にて奨励賞を受賞
本分野3年生の佐藤理沙子さんが,2023年第14回 高校生の「建築甲子園」“地域のくらしーまちに住む・地域に開く住まい”に応募しました。審査の結果,奨励賞を受賞しました。本生徒は,課題研究の授業において,指導教員とともに精力的に取り組んでいました。その内容が評価され,受賞となりました。
奨励賞
作品名:「Diversity×Sharing ~コトノハで紡ぐ地域の輪~」
計画地である神奈川県平塚市横内は,国際色豊かな地域でありながら,小中学校に通う子どもは国籍や文化の違いなどに抵抗がないが,日本人(大人)と外国籍の人との間にはお互いかかわりを持とうとしない雰囲気がある。そのギャップに違和感を覚え,言語の違いによる関わりにくさを解決するための一つとして,多文化を許容するカフェ+住宅を提案しました。什器によりプログラムによって可変するカフェ,扉を最小化しお互いの気配を感じられる住宅計画など丁寧に検討,計画しています。審査員からは,地域の課題の発見と解決を,自身の経験に基づき建築として提案したことを評価していただいています。
◆提出作品紹介
https://drive.google.com/file/d/1_CRXCrpMy00ycYw8cUGRF3juG4S8k6ya/view?usp=sharing
◆2023年第14回 高校生の「建築甲子園」“地域のくらしーまちに住む・地域に開く住まい”
https://www.kenchikushikai.or.jp/torikumi/kenchiku-koshien/2023/kenchiku-koshien.html
2023.11.16
本分野生徒が第1学年向け課題研究発表見学会にて発表
11月16日の午後,1年生向けの「課題研究発表見学会」が開催されました。本分野の3年生2名(川崎さん・佐藤さん)が,建築デザイン分野を代表し,課題研究の成果を発表しました。
課題研究の発表の他,建築デザイン分野の魅力や授業内容も紹介し,1年生も建築デザイン分野について知る良い機会となったと思います。
2023.10.29
本分野生徒が「情熱・先端Mission-E」中間イベントに参加
本分野の生徒らは,7月より,「次世代育成プログラム Mission-E『スペースアーキテクチャープロジェクト』」に参加しており,10月29日にその中間イベントが開催され,本分野の2年生および本分野への推薦入学した1年生の計8名の生徒が参加しました。
中間イベントは,参加各校のプレゼンから始まりました。建築を取り囲む社会問題や,作製した「ジオデシックドーム」の工夫点・特徴を紹介した後,実際に各校で作製した「ジオデシックドーム」の破壊試験を実施しました(本校チームは5校中2番目の耐荷重を記録)。その後,ゲスト審査員である宮里直也教授(日本大学)および山田憲明氏(山田憲明構造設計事務所)による特別講義を聴講しました。イベント最後には,参加各校の横断グループに分かれ,建築物を様々な立場から考えるワークショップを行いました。建築を仕事としている方々の講義やWSを通して,改めて様々な視点から建築物を見つめることで,新たな発見があったようです。
本プロジェクトでは,2030年冬季五輪競技場の設計を想定して,柱のない巨大で丈夫な「空間構造物(スペースアーキテクチャー)」の設計をテーマに取り組みます。これから,3月に向けて,1/200程度の構造模型の設計・製作と並行して,造物を建てる際に重要となる①環境との調和,②イベント後の活用,③建設現場の労働力減少問題などの解決策を考えていくことになります。最終コンテストでの総合優勝を目指して,取り組んでいきます。
◆次世代育成プログラム「Mission-E」
https://www.eng.nipponsteel.com/csr/socialcontribution/mission-e.html
◆STEAM教育プログラム「情熱・先端 Mission-E 」がスタート
https://www.eng.nipponsteel.com/news/2023/20230731.html
◆東工大ニュース「東工大附属高校のチームが「情熱・先端 Mission-E」にて総合優勝」
https://www.titech.ac.jp/news/2022/063898
2023.10.25
本分野生徒が第70回日本大学全国高等学校・建築設計競技にて優秀賞を受賞
本分野3年生の清水暖士さんが,「第70回日本大学全国高等学校・建築設計競技」に応募しました。審査の結果,「優秀賞」を受賞しました。本生徒は,第3学年の授業「課題研究」にて,本課題に日々指導教員とともに精力的に取り組んでいました。その内容が評価され,優秀賞の受賞となりました。
優秀賞
作品名:Explore the Todoroki Valley ~渓谷の暮らしをおすそ分け~
◆提出作品紹介
https://drive.google.com/file/d/107-8V8sBxkp2aCAReL2RHpK1cFmsfCXs/view
◆第70回日本大学全国高等学校・建築設計競技(すまいとまちのていあん)
https://www.cst.nihon-u.ac.jp/news/detail/20230416_1488.html
2023.10.25
本分野生徒が第15回修成インテリアスケッチコンテストにて受賞
本分野の2年生が,「第15回修成インテリアスケッチコンテスト」に応募しました。審査の結果,3名が「金賞」をはじめ各賞を 受賞しました。本生徒は,主に夏休みの長期休暇を使って,自主的に,指導教員とともに精力的に取り組んでいました。その内容が評価され,佳作の受賞となりました。
金賞
受賞者:砂田奏宙さん
作品名:葛飾十徳屏風~屏風で上手にどこでも勝負~一般社団法人 日本建築士事務所協会連合会 会長賞
受賞者:森優衣さん
作品名:ひとと木~地域にひろがる団欒の木~佳作
受賞者:栗原萌花さん
作品名:くらりー~足袋蔵で地域を運ぶ~◆
◆第15回 修成インテリアスケッチコンテスト 受賞作品
https://www.syusei.ac.jp/contest/award_i.php
◆修成 建築設計競技・インテリアスケッチコンテスト
https://www.syusei.ac.jp/contest/
2023.10.13
第18回弟燕祭を開催
本校の文化祭「弟燕祭」が18回目を迎え,4年ぶりにフル開催となりました。
本分野3年生は,課題研究展示に加え,校内での設計課題の作品展示を交えながら出展しました。生徒一人ひとりが取り組んだ研究について,A1ポスター形式で発表する形となり,充実した展示となりました。毎年,3年生は課題研究発表会から弟燕祭当日までの時間がとても短く,準備がかなりハードになっていますが,先を見据えた活動によって完成度の高いポスターができあがりました。
本分野2年生は,ボードゲームを開催。自作のボーリングなど,バラエティ豊かな企画で,多くの来場者でにぎわっていました。
企画にご来場いただいた生徒・保護者・一般の皆さまに感謝申し上げます。
◆第18回弟燕祭
https://sites.google.com/g.hst.titech.ac.jp/teienfes18-sc/
2023.10.06
令和5年度課題研究発表会を開催
本校第3学年の集大成ともいえる課題研究の発表会が10月5日に開催されました。「課題研究」は,本校の全生徒が履修する専門科目であり,本分野では4人の指導教員のもと,生徒が1人1テーマの課題を自ら設定し,課題解決や仮説の実証・立証に向けた科学的思考・プロセス,プレゼンについて,指導教員とのディスカッションを交えながら,主体的に「研究」を進めることで学びを深める探究科目です。本年も意欲的に取り組む生徒が多く,特に設計競技に応募した生徒は受賞するなど,内外から評価されています。
4年ぶりに保護者の皆さまのご参観のもと,来賓に港区議会議員(本校卒業生)や元非常勤講師の先生,東工大教員にもお越しいただきました。また,本分野の2年生が見学し,活発な質疑がみられるなど,次年度自らが取り組む授業への意欲・関心を高めていました。
なお,本校関係者(本校発行のGアカウント保持者)限定で,後日発表会の収録動画を公開予定です。
◆令和5年度課題研究
https://smd.g.hst.titech.ac.jp/Kaken/R5Kaken
2023.08.18
令和5年度夏季学校説明会を開催
本校では,8月10日(木)・8月18日(金)の2日間,夏季学校説明会を開催しました。当日は,多くの中学生・保護者の皆さまにお越しいただきました。本分野では,実験室見学ということで,2号館4階の製図室の公開を行い,生徒たちが日々取り組んでいる製図の設計課題や科学技術研究の課題,課題研究の取り組みなどの成果を展示しました。
秋季学校説明会として,10月21日(土)・11月18日(土)の実施も予定しております。申込み方法などは今後公開いたしますので,ご確認ください。
◆附属科学技術高等学校中学生・受験生向けサイト 学校説明会
https://edu.g.hst.titech.ac.jp/Setsumeikai
2023.08.04
令和5年度体験入学を開催
7月29日(土)・8/4(金)の2日間,中学生向けの体験入学が開催されました。建築デザイン分野では,それぞれ40名近くの多くの参加がありました。
本分野では,「トラスってなに?~強い構造物を作ってみよう~」と題して実施し,本分野の2年生に加えて,推薦入試を突破し本分野への所属が決定している1年生,あわせて15名の生徒が「アドミッションスタッフ」として運営を行いました。参加した中学生はグループに分かれて,アドミッションスタッフによるアドバイスを受けながら,木材と発泡スチロール球によって立体トラスの模型を協力して作製しました。最後には載荷試験を実施し,グループごとに成果を競い合いました。
今年度は,計80名の中学3年生にご参加いただきました。参加した皆さんがとても真剣に取り組んでいたのが印象的でした。この体験入学を通じて,中学生の皆さんに本校の魅力とともに科学・技術の楽しさがお伝えできていれば幸いです。今後は,夏・秋に学校説明会を行いますので,多くの受験生のご参加をお待ちしております。
◆附属科学技術高等学校中学生・受験生向けサイト
https://edu.g.hst.titech.ac.jp/
2023.07.16
本分野の生徒が「情熱・先端 Mission-E」に参加
日鉄エンジニアリング株式会社と株式会社リバネスが実施する「次世代育成プログラム Mission-E『スペースアーキテクチャープロジェクト』」に本分野の生徒が参加します。7月16日に開催された導入イベントに出席しました。参加証の任命式やエンジニアによる特別講義,ワークショップ,高輪ゲートウェイ駅の見学などが行われました。
本プロジェクトでは,2030年冬季五輪競技場の設計を想定して,柱のない巨大で丈夫な「空間構造物(スペースアーキテクチャー)」の設計をテーマに取り組みます。1/200程度の構造模型の設計・製作に加え,構造物を建てる際に重要となる①環境との調和,②イベント後の活用,③建設現場の労働力減少問題など,複合的な視点から解を導き出すプログラムです。来年3月まで,メンバーで力を合わせて,制作物を作り上げます。
本分野生徒は2021年度にも参加し,総合優勝・技術賞を受賞しています。今年度のチームも負けいないように取り組んでいきます。
◆次世代育成プログラム「Mission-E」
https://www.eng.nipponsteel.com/csr/socialcontribution/mission-e.html
◆STEAM教育プログラム「情熱・先端 Mission-E 」がスタート
https://www.eng.nipponsteel.com/news/2023/20230731.html
◆東工大ニュース「東工大附属高校のチームが「情熱・先端 Mission-E」にて総合優勝」
https://www.titech.ac.jp/news/2022/063898
2023.07.14
本学大学院博士後期課程の学生が附属高校で授業
7月14日,本学大学院の博士後期課程学生と先生方が,附属高校を訪問し,2年生向けにご自身の研究テーマや大学院における研究の進め方等についての講演を行っていただきました。本校2年生向けの高大連携プログラムの一環として行われたもので,高校生にとっても大学院生に直接質問し,学生生活や大学院レベルの研究を知る機会となり,大学院生にとっては最先端の研究を高校生が理解できるように伝える経験であり,互いに交流を深めました。
はじめにアドミッション部門の篠﨑和夫特命教授より,東工大および入試に関する説明を頂きました。その後講演した学生のうちの1名は,建築に関係する講演テーマで,生徒たちは興味をもってきいているようでした。ハイレベルな内容で,理解が追いつかないところもあったかと思いますが,歳の比較的近い大学生と交流をする良い機会となったと思います。2年生にとっては,博士後期課程は早くて8年後ですが,自身の将来像について考えるきっかけとなっていたらと思います。講演いただいた皆さんの今後のご活躍を祈念しております。
◆附属高校Facebook
https://www.facebook.com/TokyoTechHigh
2023.06.22
令和5年度課題研究中間発表会を開催
第3学年の「課題研究」は,大学の卒業論文や卒業設計にあたる,集大成の授業です。6月16日には,その中間発表会が開催されました。
「課題研究」は,全生徒が履修する専門科目であり,建築デザイン分野では4人の指導教員のもと,生徒が1人1テーマの課題を自ら設定し,課題解決や仮説の実証・立証に向けた科学的思考・プロセス,プレゼンについて,指導教員とのディスカッションを交えながら,主体的に「研究」を進めることで学びます。意欲的に取り組む生徒が多く,特に設計競技に応募した生徒は受賞するなど,内外から評価されています。
当日は,中川校長(東工大教授)をはじめ,見学の方もみられる中行われました。時には活発な質疑がみられるなど,他人の視点での新たな気づきを,今後の自らの研究に生かしてもらいたいと思います。10月の最終発表会に向けて,さらなる取り組みを期待しています。
◆令和5年度課題研究
https://smd.g.hst.titech.ac.jp/Kaken/R5Kaken
2023.06.19
令和5年度体験入学を開催します!
理工系分野の早期教育を実践する本校ならではの授業を体験していただくため,受験生向けイベントとして「体験入学」(中学3年生対象)を開催します。
建築デザイン分野では,以下の通り開催を予定しています。興味のある方,受験を考えている方,ぜひご参加ください。
実施日:
第1回 7月29日(土)
第2回 8月4日(金)
※2回とも同一内容での実施 定員20名 事前予約制(希望多数の場合は抽選)内容:
トラスってなに? ~強い構造物をつくってみよう~申込期間:
6月19日(月)10:00 ~ 7月9日(日)23:00
詳しくは,以下のページをご確認ください。
2023.05.26
SPORTS FESTIVAL 2023を開催
5月26日,本校の体育祭(スポーツフェスティバル)が開催されました。4年ぶりに保護者の方の観戦もあり,コロナ前の日常が戻ってきました。
昨年度は,保護者観戦なし,午前中のみ,という限られた開催でしたが,今年度は午前・午後ともに競技を実施し,生徒の生き生きとした笑顔が輝いていました。
生徒たちも今年度初の大型学校行事となり,とても楽しそうに競技に参加,応援をしていました。
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2023.04.06
令和4年度 第19回入学式を挙行
4月6日,本校の入学式が執り行われました。新入生201名が晴れの入学の日を迎えました。
例年,大岡山キャンパスの70周年記念講堂での挙行ですが,感染症対策を鑑み,田町キャンパスの附属高校体育館での挙行となりました。しかしながら,コロナ禍以降初めて,新入生と本学役員・本校教職員に加えて,来賓と保護者(1名)が出席し,門出を祝いました。
入学式は,中川茂樹校長の式辞の後,本学益一哉学長の祝辞が述べられ,お祝いの言葉とともに,今後の期待を述べました。その後,ご列席の井村順一理事・副学長,湊屋治夫理事・副学長・事務局長の紹介に加えて,4年ぶりに来賓にお迎えした本校PTA,本校の同窓会である芝浦工業会,本校教育後援会の紹介,新入生の誓詞と進み,滞りなく終えることができました。式後,体育館では新入生と先生方による集合写真を撮影しました。
新入生の皆さんは,中学生活をコロナ禍で過ごし,十分に満足した中学校生活を送ってくることができなかったかと思います。今年度はコロナ禍を脱却し,本来の高校生活を取り戻せるよう,「Team東工大」一体となって取り組んでいきたいと思います。益学長の祝辞にもありましたが,新入生の皆さんは,「Tokyo Techの一員として日々挑戦する心」を忘れずに,実りある3年間を過ごすことを期待しています。ご入学おめでとうございます。
◆附属科学技術高等学校 Facebook
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◆東工大ニュース「2023年度東京工業大学附属科学技術高等学校入学式挙行」
https://www.titech.ac.jp/news/2023/066649
2023.04.05
本分野生徒が第17回高校生対象コンペティションにて奨励賞を受賞
本分野3年生の須藤温さんが,「第17回高校生対象コンペティション『どま』で感じる軽井沢の家」に応募しました。審査の結果,奨励賞を受賞しました。本生徒は,自主的に,指導教員とともに精力的に取り組んでいました。その内容が評価され,入選となりました。
奨励賞
作品名:Mole hill ~大地と共に暮らす家~
自然と共存した形で快適性を生み出すモグラの巣をヒントに,人間の暮らす家の快適性を見つめ直しました。軽井沢の大地の特性を生かし,コンペのテーマである「どま」の蓄熱と蓄冷の効果を応用し,ワインを製造する家族のために住宅を計画しました。特に醸造所の計画では,最重要条件である「大きな温度変化を生まない」仕組みとして,自然の力のみを用い,機械的な空調などに依存しない方法を提案しました。
◆提出作品紹介
https://drive.google.com/file/d/1_dcHxKtEBWeJNrM1cxFeOOooj7Ey68rP/view?usp=sharing
◆第17回高校生対象コンペティション 結果発表
https://chuoko.ac.jp/compe/news/2023/0404/3059/
◆中央工学校 高校生対象コンペティション
https://chuoko.ac.jp/compe/
2023.04.03
教員退任・着任のお知らせ
令和5年3月31日付で,本分野教務支援員の齋藤 朝陽さんが退任されました。
また,後任として,令和5年4月1日付で,湯浅 真優(ゆあさ まゆ)さんが着任されました。